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掲載日:2025年12月24日
Q 小久保憲一 議員(自民)
次に、児童の安定と夫妻の休養の両立について。
休暇確保のため児童を別寮に移す運用について、児童の安定した生活環境を維持し、夫妻の負担軽減をどう進めていくのか、知事に伺います。
A 大野元裕 知事
埼玉学園では、1906年の創設以来、「夫婦制」を寮舎運営の基本としており、寮舎で、夫婦である寮長・寮母が児童と起居を共にし、家庭的な環境の中で、日々の生活を通じ必要な指導等を行っています。
現在、埼玉学園の普通寮の寮長・寮母は、9日連続で勤務し、3日休むという勤務シフトになっており、休みの3日間は、児童は特別寮という別の寮に移動して生活をしております。
これは先ほど議員が御指摘されたとおりであります。
現行の普通寮は、寮長・寮母が休みの日に交替職員が来て寮運営を行う前提のつくりになっていないことから、児童の生活の安定と寮長・寮母の休養の両立を図るには難しい側面もございます。
一方、埼玉学園の寮舎については、老朽化が進んでいることから、改修等に向けた検討を進めております。
そこで、具体的には、改修する寮舎の範囲や機能、時期のほか、運営体制についても検討したいと考えております。
児童の安定と寮長・寮母の休養の両立については、今後の運営体制を議論していく中で、施設についての議論も含め、児童や職員の御意見等にも十分配慮しながら検討したいと思います。