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ページ番号:289041
掲載日:2026年10月23日
Q 小見山祐紀 議員(自民)
さいたま新都心では、渋沢MIXが新たなイノベーション拠点としてスタートしました。大変すばらしい事業で、私個人も大いに期待しています。一方で、我がまち川口市のSKIPシティが、最近やや放置されているんじゃないかと寂しい気持ちにもなっています。
SKIPシティは、彩の国ビジュアルプラザ、産業技術総合センター、川口市立科学館、NHKアーカイブスなどが集積する正に官民一体となった産業拠点です。しかし、開設から20年以上がたった今、施設間の連携は乏しく、全体として何を目的とした複合施設なのか、県民にはやや分かりづらくなっています。
SKIPシティがもっと愛される産業拠点になるよう願いを込めて、3点質問をさせていただきます。
まず、(ア)ブランド価値をどう高めるかについて。
渋沢MIXを手本に、施設の名称をいま一度つけ直してはいかがでしょうか。NHKを有する文化産業拠点でもあることを考慮して、県ゆかりの文化人から名前を取るのも面白いと思います。あるいは、いっそ渋沢MIX2でも面白い。とっぴな提案に聞こえるかもしれませんが、つまりはもう一度、SKIPシティの価値、方向性を再定義してほしいということです。
SKIPシティの現状をどう認識し、今後ブランド価値をどう高めていくのか、知事に御所見を伺います。
A 大野元裕 知事
SKIPシティには、県、川口市、NHKなどの施設が入居しており、県内外多くの方に御利用いただいております。
例えば、自治体唯一の映像関連産業拠点である彩の国ビジュアルプラザでは、体験型の展示が並ぶ映像ミュージアム来場者数が累計150万人以上あり、また、NHKと共同運営する映像公開ライブラリーの利用者数は、昨年度は11万人を超え増加傾向にあります。
また、平成16年に開始された国際Dシネマ映画祭は、数多くの優れた才能を発掘し、若手映像クリエイター登竜門として国内外で広く認知をされ、また、生活科学センターは、平成15年オープン以来、全国唯一の本格的な参加体験型消費者教育施設として高い評価をいただいています。
しかし、SKIPシティは、開設から20年以上が経過をし、目新しさがやや欠けるといった懸念もあります。
そこで、県では、施設の名称を変えることは検討しておりませんが、SKIPシティ全体に新たな風を吹き込むべく取り組んでいます。
まず、令和10年度からNHKがドラマ制作拠点の運用を開始することにより、NHKと連携した様々なイベントを実施します。
今年度から新たに、川口市、川口商工会議所との共催で、AI等の先端技術に特化した「キネテク国際映画祭」を日本で初めて開催をするなど、映像産業の更なる振興につなげます。
また、生活科学センターは、今年度、リニューアルを実施し、今後はVRやARなど最新のデジタル技術を活用した施設に進化させます。
このように、SKIPシティは放置されるどころか、県として複数の新たなプロジェクトにより活性化をする対象となっています。
今後とも、こうした取組を通じ、より一層SKIPシティの魅力の向上を図り、ブランド価値を高めたいと思います。