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掲載日:2026年7月10日
Q 岡地優 議員(自民)
本年2月、田村団長の代表質問に対し、知事は県全体をふかんした防除方針づくり、県管理公園での防除強化を明言されました。この中身を前に進めたいと思います。
クビアカは生涯2キロ程度飛ぶようでございます。県管理公園の防除だけでは、周辺の市町村公園に残った被害木から昆虫が再飛来し、効果が分断されます。
大阪府は、計画に市町村公園管理者の役割を明記し、研究機関が技術指導を行う体制を構築しています。
今後の防除方針の策定時期・数値目標・区域区分を備えた計画として具体化し、市町村管理公園への技術指導、研修の体系化と予防的防除への支援も明確に位置付けるべきと考えますが、知事の御見解を伺います。
A 大野元裕 知事
クビアカツヤカミキリの繁殖力は大変強く、今後の急速な被害拡大について強い危機感を抱いております。
拡大を抑制するためには、全県での集中的・広域的な防除を展開することが不可欠です。
全県的な防除は、外来生物法の趣旨を踏まえ、県や市町村、県民など各主体の責務を明確に定め、実効性ある形で行う必要があります。
そのため、「防除方針」を具体化し、全市町村を対象とした「防除実施計画」として策定を進めております。
計画では、クビアカツヤカミキリによる被害の根絶を見据え、5年間の計画期間を通じて、新規被害木の発生の抑制を図ることを目標にしたいと考えています。
計画の策定により、環境科学国際センター等が技術的指導を行うとともに、前述の目標を県や市町村、県民などの間で共有し、それぞれが役割に基づき取り組むことで、県内一丸となって防除を進めることができます。
さらに、県は、市町村への技術的支援等を行うことをうたっており、議員お話しの市町村管理公園への技術指導や、ネット掛けなどの予防的防除に対する財政支援もこの中に含まれております。
この計画と本定例会に提案させていただいた補正予算とを両輪として、新規被害木の発生の抑制という目標の達成に向け、先手先手で全県的対策にしっかり取り組んでまいります。