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掲載日:2026年7月10日
Q 岡地優 議員(自民)
昨年度行われた民間の都道府県魅力度調査で、埼玉県が最下位という結果が話題になりました。
一方で視点を変えると、日本には様々な日本一があります。長野県はレタスの生産量日本一、北海道は温泉地数日本一など、各地域でそれぞれの強みを持っております。
では、埼玉県にはどれだけの日本一があるでしょうか。
日本一の川幅である荒川、世界一と言われる大きさの加須市のジャンボこいのぼりなど、いろいろな日本一があると思います。そのほかにも、埼玉県では「わがまち防犯隊」と呼ばれている自主防犯活動団体数や、企業転入超過数が日本一なども聞いたことがございます。
埼玉県版日本一辞典や埼玉県内日本一マップなどがあっても面白いというふうに感じている次第でございます。中には、そんな日本一があったのかと思うような、まだ知られていない埼玉がたくさんあると思います。県はどのような埼玉の日本一を把握しているのでしょうか。知事にお伺いいたします。
また、まだ知られていない市町村だけが知っている隠れた日本一や、ユニークな日本一はたくさんあると思います。市町村の隠れた強みや地域資源の掘り起こしといった前向きな運動をしてはどうかと思います。
こうしたユニークで興味深い地域資源も含めて、県内市町村が我がまちの日本一を競い合いながら積極的に発信するような仕組みを県としてつくれないか、知事にお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
本県には様々な日本一がございます。
議員に挙げていただいたもの以外にも、節句人形・ひな人形の出荷額、さといもの収穫量や産出額、アイスクリームや中華麺などの出荷額も日本一となっています。
さらには、行田市の「田んぼアート」はその大きさがギネス世界記録として認定されているほか、春日部市にある「首都圏外郭放水路」も世界最大級の地下放水路と言われているところであります。
また、本県には日本初と言われているものも数多くあります。
例えば、現在の熊谷市出身の「荻野吟子」は日本初の女性医師、蕨市で昭和21年に行われた「成年式」は成人式の発祥とされており、さらに、本庄市で18世紀初めに発明された「陸船車」は、日本どころか世界最古の自転車機能を有するとされています。
このように、本県には様々な日本一や日本初が存在すると認識しています。
次に、ユニークで興味深い地域資源も含めて、県内市町村が「我が街の日本一」を競い合いながら、積極的に発信するような仕組みを県として作れないかについてであります。
県ではこれまで、県内の魅力をより分かりやすく県民に伝えるために、ホームページにおいて、県内の様々な日本一や日本初を紹介してきたところです。
他方、議員御指摘のとおり、市町村には、意外な日本一やユニークな日本一がまだまだあると思います。
例えば、議員の地元、桶川市にはその昔、力試しに用いたとされる、日本一重い「力石」というものがございます。
長さ1.25メートル、幅0.76メートルで、推定610キログラムの重さは日本一とされており、江戸時代に力持ちと評判だった「三ノ宮卯之助」がこれを持ち上げたとの逸話が残っております。
ちなみに、この「三ノ宮卯之助」は、現在の越谷市出身とされており、当時の江戸力持ち番付で最高位の東大関に位置付けられた、つまりは日本一の力持ちと言われています。
議員御自身、ジャンボスイカをお作りと思いますが、是非「力石」を超えるよう大きく育てて、「我が街の日本一」となっていただくよう御期待申し上げたいと思います。
今後はこのような、各市町村ならではのユニークで興味深いエピソードなどについても情報提供を呼び掛け、県として県民の皆様に分かりやすく紹介することで、県内市町村が積極的に地域資源を掘り起こし、自らの魅力を発信する気運を高めてまいりたいと考えております。