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掲載日:2026年7月10日
Q 岡地優 議員(自民)
県内各地の花の名所で特定外来生物クビアカツヤカミキリによる被害が急速に拡大しております。最新の県の調査では、被害確認市町村は56市町村に及び、県内全域へ拡大している深刻な状況であります。
県として防除方針づくりへ踏み出した流れは評価しておりますが、被害は広がる一方であります。現場では、このままでは花の名所が数年で消えるとの危機感が広がっております。特に桜は単なる街路樹でなく、県民の心のよりどころであり、地域の歴史・文化・観光を支える埼玉の重要な地域資産であります。
そこで、お伺いいたします。
(1)クビアカツヤカミキリの被害について。
県内の桜をはじめとする資源が壊滅しかねないこの事態をどのように受け止めておられるのか、知事にお伺いします。
A 大野元裕 知事
特定外来生物クビアカツヤカミキリは、桜や梅などのバラ科の樹木に寄生し、その内部を食い荒らすことで、最終的に樹木を枯らしてしまう上、繁殖力が強いため、被害は一気に拡大をいたします。
県内においては、令和7年度に56市町村で1,391箇所の被害が確認されており、被害箇所数は前年度から僅か1年で1.5倍へと急速に拡大をいたしました。
県全域で対策を講じなければ、被害は更に拡大し、桜や梅など貴重な花の景観が失われるだけではなく、果樹被害の発生や倒木による人的被害のリスクも高まります。
このような現状に、私も強い危機感を抱いており、クビアカツヤカミキリ対策は、正に待ったなしの課題と認識しております。
クビアカツヤカミキリは、8月までが成虫の発生期・産卵期で、そして11月までが幼虫の活動期であり、これ以上の被害拡大を抑制するため、この期間を捉えて防除を実施することが重要です。
このため、本定例会に提案させていただいた補正予算により、今後、県、市町村、県民や企業などが一体となり、集中的・広域的な防除を展開し、県全域での緊急対策を推進してまいります。