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掲載日:2026年7月10日
Q 松本義明 議員(自民)
先ほど述べたように、時代は大きく変わって実学が必要になっているにもかかわらず、本県を含める県立高校の高校教育のほとんどが依然として普通科偏重であり、偏差値至上主義、大学進学の実績ばかりが注目される風潮から脱却できていません。私自身もそういう教育を受けてきました。
しかし、近年、産業界の勢力図が激変する中、教育内容もまた産業と直結した実学中心に大胆にかじを切っていく必要があると考えます。例えば、最先端のAI、データサイエンス、アグリビジネス、又は起業家精神を育てることなど、実践的なカリキュラムを積極的に県立高校で導入していくべきと考えます。
そこでお伺いします。
現在の社会情勢の変化を踏まえて県立高校における実学教育に今後どのように取り組んでいくのか、教育長にお伺いします。
A 石川薫 教育長
議員お話しのとおり、将来の予測が困難な時代の中で、データサイエンスやアントレプレナーシップなどの実践的な学びを通じた人材育成は重要であると考えております。
県では、専門高校を中心とした職業教育に加え、普通科高校においても探究的な学びやキャリア教育などを、地域や企業と連携して取り組んでまいりました。
例えば、生徒がグループに分かれて商品企画、デザイン、広報等の様々な役割分担のもとで事業展開を経験する、アントレプレナーシップを育む教育を実践している学校もございます。
また、県教育委員会では、産業労働部、日本政策金融公庫と連携して、「高校生ビジコンカフェ」を実施しており、県立高校等の生徒が自ら課題を見出し、その解決に向けてビジネスプランの作成や発表に取り組むことで、チャレンジ精神や探究心などの起業家精神を育んでいます。
今後、県立高校全体の特色化を進める中で、先ほど申し上げました包括的経済教育プログラムの実施を含め、地域や産業界と連携した実践的な学びの一層の充実に向けて、しっかりと取り組んでまいります。