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掲載日:2025年12月18日
Q 田並尚明 議員(民主フォーラム)
近年、AIをはじめとする最先端技術の進展は目覚ましく、社会や産業構造に大きな変革をもたらしつつあります。高市首相からも、こうした技術革新を積極的に推進していく旨の発言がなされ、国としても新たな成長戦略の柱に据えようとしています。
一方で、埼玉県においても人材育成に力を入れているものの、最先端企業が誘致された場合には、本県では依然として人材不足が懸念されるとの指摘があります。地域の産業競争力を高めていくためには、教育現場において、今まで以上に技術革新の波に対応した人材育成に力を注ぐ必要があると考えますが、教育長の御所見をお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
最先端技術の進展は、社会や産業構造に大きな変化をもたらしており、県立高校生が、AIやロボットなどの科学技術に対する興味・関心を高め、将来、最先端企業等で活躍できる人材育成に力を注ぐ必要があると認識しております。
そこで、国のスーパーサイエンスハイスクールに指定された県立高校7校では、東京大学生産技術研究所や、高エネルギー加速器研究機構などの研究施設と連携し、生徒が最先端の測定技術等を学んでいます。
また、県立大宮工業高校では、生徒が企業のプログラミング技術者から、AIロボットに関するプログラミング指導を受け、AIロボットがさいたま市の鉄道博物館で来館者への案内や、説明をする社会実装実験を行っています。
今後は、更に大学や企業等との連携を進め、生徒が最先端の技術に触れる機会を充実させることで、最先端の科学技術への関心を高め、科学技術社会で活躍できる人材を、積極的に育成してまいります。
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