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掲載日:2025年12月18日
Q 田並尚明 議員(民主フォーラム)
さらに、ウ、医師派遣体制の強化について。
県立病院をハブとして、医師を医療過疎地域に派遣する仕組みを更に強化し、地域医療の底上げを図るべきではないでしょうか。
以上3点について、保健医療部長にお伺いいたします。
埼玉県が医師に選ばれる県となるためには、医療の質を高めると同時に、働く環境や暮らしの支援も一体的に考えていくことが不可欠です。医師が集まれば、そこから地域への派遣も可能となり、県全体の医療体制の底上げにつながるはずです。是非こうした視点を踏まえた今後の医師確保及び医療資源強化の戦略について、具体的な方針をお聞かせいただきたいと思います。
A 縄田敬子 保健医療部長
県立病院機構では、中期計画においてその責務として地域との連携を通じて県内医療水準の向上に貢献するとしており、循環器・呼吸器病センターと小児医療センターにおいて地域の医療機関への医師派遣を行っております。
循環器・呼吸器病センターでは、県北地域などの医師不足地域の医療機関に対する医師派遣を行っており、令和6年度は県北地域の6医療機関に延べ296回医師を派遣いたしました。令和7年度についても11月までに10医療機関に延べ299回医師を派遣しているところでございます。
小児医療センターでは、県内の小児救急二次輪番病院などに対する医師派遣を行っており、令和6年度は7医療機関に延べ334回医師を派遣しております。令和7年度につきましても11月までに8医療機関に延べ253回医師を派遣しているところです。
また、循環器・呼吸器病センターでは、県北地域の救急医療体制の充実を図るため、総合内科を設置し高齢者を中心とした救急患者の受入れを可能とするための体制整備について検討しております。
県立病院がその役割の1つである医師不足地域への医師派遣の一層の充実などにより、地域医療の底上げに取り組むよう県立病院機構に働きかけてまいります。
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