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掲載日:2025年12月18日
Q 田並尚明 議員(民主フォーラム)
次に、イ、医師のキャリア支援と研修環境の整備について。
若手医師が県内で専門性を高められるよう、臨床研修医への支援が必要と考えます。臨床研修医に対して、これまでの支援の取組の成果と課題、そして今後の方針についてお聞かせください。
A 縄田敬子 保健医療部長
議員御指摘のとおり、医師確保を進める上で、臨床研修医への充実したキャリア支援は、非常に重要です。
県では、高規格シミュレータ等を用いた研修を受けられる地域医療教育センターを開設し、医師のスキルアップを支援しております。
臨床研修医への取組として、昨年度は、超音波検査の手技や小児・産科・救急の基礎を学ぶ研修などを計7回開催し、87名が参加しました。
また、県内の専門研修病院の関係者を招いて毎年開催している研修病院セミナーでは、臨床研修医と先輩医師との交流を促し、キャリア形成を後押ししております。
今年度のセミナーには77名の臨床研修医が参加し、先輩医師のみならず臨床研修医同士でも活発な意見交換が行われております。
一方、課題としては、こうして育った若手医師に、臨床研修後も県内で勤務していただくことと考えております。
県内で臨床研修を受け、そのまま県内での専門研修へ進む医師の割合は年々高まってきていますが、まだ半数程度にとどまっております。
今後の方針といたしましては、総合医局機構等の関係者の御意見も伺いながら、県内医療機関の魅力発信により一層取り組むとともに、臨床研修医の県内定着につながる施策に取り組んでまいりたいと考えております。
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