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掲載日:2025年12月17日
Q 戸野部直乃 議員(公明)
プレコンセプションケア(通称:プレコン)は、健康な妊娠・出産を目指す事前ケアとして注目されており、県内でも「ぷれたま」として若年層の健康増進を推進しています。しかしながら、このプレコンセプションという言葉は、若い世代に浸透していない現状があります。プレコンの認知度について大学生を対象としたこども家庭庁の調査では、50人中ゼロ人という結果も出ています。
そのような状況の中、本年政府が初めてプレコンセプションケア推進5か年計画を策定しました。これは全国的な取組の強化につながる重要な一歩です。県としても、この5か年計画にのっとって積極的に実施していただきたいと考えています。
具体的な取組の実施に当たっては、特に若い世代との意見交換の機会を設け、当事者ニーズの施策立案が重要です。そして、行政と医師会、助産師会、学校関係者との連携を強化し、埼玉版推進計画を策定し、実行力のあるものにすべきと考えますが、保健医療部長の御所見を伺います。
A 縄田敬子 保健医療部長
県におけるプレコンセプションケアの推進については、埼玉県地域保健医療計画の「親と子の保健対策」の項目において、プレコンセプションケアの推進を位置付けており、これまで埼玉県助産師会など複数の関係団体と連携して、プレコンセプションケアに取り組んでまいりました。
例えば、身近な市町村で対応できるよう市町村職員を対象とした研修のほか、妊娠・出産を希望する県民の方を対象としたセミナーの開催、思春期に対応できる医療機関についてホームページでの周知などを行っております。
今回、国において、プレコンセプションケア推進5か年計画が策定され、都道府県は国の計画も参考に、「地方版推進計画」を策定し、計画的に取組を進めることとされました。
本県では、プレコンセプションケアの推進については、地域保健医療計画の中に位置づけておりますが、地域保健医療計画の見直しの時期に合わせ、関係者の御意見を伺いながら、国の計画を踏まえた内容に見直すよう、検討してまいります。
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