トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和7年12月定例会 > 令和7年12月定例会 一般質問 質疑質問者一覧 > 12月5日(金曜日) > 戸野部直乃(公明) > 令和7年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(戸野部直乃議員)

ここから本文です。
ページ番号:276549
掲載日:2025年12月17日
Q 戸野部直乃 議員(公明)
福岡県では、全県立高校で未来を担う学生たちにワンヘルス教育を実施し、健康な地球を引き継ぐための取組を行っていました。今年度開催されたワンヘルスの実践について考えるワークショップでは、公募による参加者20名のうち半数が高校生であり、若い世代の関心の高さから理念がしっかりと継承されている様子がうかがえました。
一方で、本県ではワンヘルスの理念は県民の間に浸透されているでしょうか。保健医療部が人獣共通感染症対策、環境部が野生生物の感染リスク情報発信、農林部は家畜伝染病予防など部局間連携の下で取組が進められておりますが、県民に対してそれだけではワンヘルスの理念は十分に認識されません。ワンヘルス推進の一歩として、まずは教育現場や地域を巻き込んだ若い世代をはじめとした県民への周知啓発を進めるべきと考えますが、知事の見解を伺います。
A 大野元裕 知事
議員お話しのとおり、若い世代にワンヘルスの考え方を学んでいただくことは意義のあることと考えます。
ワンヘルスを真に推進するためには、県民お一人お一人が理念を正しく理解し、日常生活や地域活動の中で主体的に実践していただくことが不可欠だと思います。
県では、これまで保健医療、環境、農林など関係部局が連携し、人獣共通感染症対策や家畜伝染病予防などの個々の取組の情報発信を行ってまいりましたが、更なる連携強化に取り組みます。
また、取組に当たっては、県だけではなく、市町村や医師会、獣医師会といった関係団体・企業など、関係者の御協力を頂くことが必要と考えます。
県では、今後こうした関係者の御意見を伺いながら、効果的な普及啓発の方法などを検討してまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください