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掲載日:2025年9月30日
福祉保健医療委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議第41号議案「埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例」の1件であります。
以下、この議案の審査について申し上げます。
まず、提案代表者から提案説明がなされ、その後質疑を行いました。
その中で、「今回の条例改正によって、どのような影響が生じるのか。また、第13条の通告等を行いやすい環境整備とは、どのようなものを想定しているのか」との質疑に対し、「新たに創設された幼保連携型認定こども園や幼稚園の職員等による虐待に関する通告等についても、県が行う環境整備や安全確認のための措置の対象となる。平成30年度に埼玉県虐待通報ダイヤルが開設されるなど、これまで通告等を行いやすい環境の整備が図られてきた例を踏まえて、新たに条例の適用対象となる施設の環境整備が図られるものと考えている」との答弁がありました。
また、「今回の条例改正は、より慎重な審議を行うためにも、令和7年6月定例会で提案すべきだったのではないか」との質疑に対し、「本年4月に児童福祉法等の一部を改正する法律案が成立したことを踏まえれば、6月定例会で提案をし、慎重な審議を行うことが望ましかったが、条例の規定の整理によって生じる影響の検討などに時間を要したため、今定例会の提案となった。条例を運用する執行部との連携において、今後改善を要する事項と考えている」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本議案について採決いたしましたところ、総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。
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