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ページ番号:269924
掲載日:2025年7月2日
環境農林委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、第86号議案の1件であります。
以下、この議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、「埼玉県農業支援サービス緊急対策事業について、事業主体の農業支援サービス事業体とは具体的にどのようなものか。また、県内にどのくらい事業体があるのか」との質疑に対し、「農業者から対価を得て農作業を代行する作業受託や、レンタルなどの手段により農業機械を提供するといった農業支援サービス事業を実施しているもののほか、本事業を活用してサービス事業を実施しようとするものである。また、農業支援サービス事業体の数は把握していないが、2020年の農林業センサスの中で、農作業を受託した耕種部門の経営体数は、県内に1,143ある」との答弁がありました。
また、「今回の緊急対策では約1,200万円を補助する予定であるが、どのような規模で、どのような効果があると見込んでいるのか」との質疑に対し、「スマート農業機械等導入支援では、4件のサービス事業体合計で47.75ヘクタール、農業支援サービス事業育成対策では、3件のサービス事業体合計で45.85ヘクタールのサービス提供面積の拡大を目標設定している。各地域で農業支援サービス事業体が育成されれば、高齢化などで生産者の減少が進む中でも、農作物の収量や品質、作付面積など、生産水準の維持につながる」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本議案について採決いたしましたところ、総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、当面する行政課題として、農林部及び環境部から、それぞれ「指定管理者に係る令和6年度事業報告書及び令和7年度事業計画書について」並びに「令和7年度における指定管理者の選定について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。
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