ここから本文です。
ページ番号:270012
掲載日:2025年7月2日
経済・雇用対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「中小企業の振興、先端産業の推進、企業誘致及び働き方改革の推進を含めた雇用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「埼玉県経済の動向と経済・雇用対策について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「国では、総合評価落札方式による入札において、賃上げを実施する企業に対する加点措置が導入されているが、県では、導入を検討しているのか」との質問に対し、「県では、賃金確保の取組として、技能労働者の処遇改善のため、建設キャリアアップシステム活用モデル工事を実施しているが、県の総合評価方式では賃上げ自体を評価する項目はない。今後、関係団体や国へのヒアリング等を行い、制度を研究し、意見を十分踏まえた上で対応していく」との答弁がありました。
次に、「若者の就業支援について、AIしごと診断・マッチングシステムによる就業支援によって離職率は低下するのか」との質問に対し、「このシステムは、県内企業に特化しており、学生にAIを活用した適職診断を行い、最適な業種に係る県内企業の説明会やインターンシップの案内をプッシュ通知し、効率的で効果的なマッチングを行う。自分の価値観に沿った就職を助けるシステムであるため、離職率は低下すると考えている」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください