トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和7年6月定例会 > 令和7年6月定例会 委員長報告 > 令和7年6月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

埼玉県議会 県議会トップ画像

ここから本文です。

ページ番号:269988

掲載日:2025年7月2日

令和7年6月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

副委員長 権守 幸男

危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「災害に強い県土づくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「河川整備について、本来河川の流量を確保することが重要であると考えるが、樹木や土砂の撤去をもっと進めるようなことはできないのか」との質問に対し、「令和2年度から6年度までの5年間に、繁茂した樹木の伐採を行い、河川に堆積した土砂の撤去の量は、合計約85万立方メートルである。この事業は、地方財政上有利な緊急浚渫推進事業債を活用し、集中的に実施している。今後は、令和7年度から11年度までの5年間で合計約57万立方メートルの堆積土砂を撤去する予定である。当該事業の効果は非常に早く発現することから、引き続き積極的に実施していく」との答弁がありました。
次に、「河川監視カメラについて、その設置基準と夜間の視認性が高いカメラへの更新状況はいかがか」との質問に対し、「設置基準は、越水や溢水の被害のおそれがある場所など、水防上重要な箇所のほか、水位計の故障や誤情報の発信といった状況に備え、水位計が設置されている箇所に設置することとしている。また、令和5年度に全てのカメラが、夜間も監視できるものに更新している」との答弁がありました。
次に、「排水機場の耐水化について、着手率は13%であるが、耐水化の条件である耐震化が完了している施設は16施設のうち、どのくらいあるのか。また、いつまでに全ての施設で耐震化が完了するのか」との質問に対し、「令和6年度までに耐震化が完了している施設は4施設である。また、令和8年度までに全ての施設で耐震化が完了する予定であり、耐水化工事への移行を開始した状況である」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

お問い合わせ

議会事務局 議事課 委員会担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4922

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?