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掲載日:2025年7月2日

令和7年6月定例会 「自然再生・循環社会対策特別委員長報告」

委員長 内沼 博史

自然再生・循環社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」でありますが、今回は、「自然環境の保全・再生について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「浄化槽の法定検査受検率が全国平均の半分以下であるが、向上策にある浄化槽台帳の充実や維持管理データの連携とは、具体的にどのようなことか」との質問に対し、「令和3年度に浄化槽の維持管理データを浄化槽台帳と連携させるシステムを整備し、民間事業者から、法定検査、保守点検及び清掃情報を取り入れている。このデータを活用して、単独処理浄化槽使用者への転換の働き掛けや法定検査を受検してない方への通知の効果的な実施など、浄化槽の適正管理を推進していく」との答弁がありました。
次に、「こども動物自然公園内につくられる予定であったシラコバトの飼育舎は、令和6年度から繰り越されたが、今年度は完成するのか。また、シラコバトは数が減っているにもかかわらず、11年間保護計画の再策定がされていないが、今年度中に策定されるのか」との質問に対し、「シラコバト飼育舎は、現在発注事務の手続を進めており、今年度中に完成する見込みである。また、シラコバト保護計画は、専門家検討委員会も精力的に開催する予定であり、これまで頂いた様々な意見を集約して、今年度中に保護計画を策定できるよう取り組んでいる」との答弁がありました。
次に、「野生動植物の保護・管理や河川環境の保全について、重要であると認識しているならば、即時対応すべきであり、市町村の担当者や現場の方と、県の思いを共有して取り組むべきではないか」との質問に対し、「野生生物の保護や水質の保全は、いずれも生命に関わる重大な案件である。まずは、現場や市町村関係者と心を一つにしてスピード感を持って対応する」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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