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掲載日:2025年7月2日

令和7年6月定例会 「総務県民生活委員長報告」

委員長 阿左美 健司

総務県民生活委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案5件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、第90号議案について、「条例改正後、部分休業の取得のニーズが高まると思うが、どのように想定しているのか」との質疑に対し、「1年につき10日相当の範囲内での取得が選択できるようになり、職員にアンケートを行ったところ、約7割が利用する可能性があると回答した。配偶者の入院などの突発事項に対して使用できるというニーズがあると考えている」との答弁がありました。
次に、第101号議案について、「私立学校運営費補助に関して、1校当たりの補助額に対し、学校側の事務手続の負担を考えると意味がないものにならないか危惧しており、適切かつ簡素な手続にする必要があると思うが、どのように考えているのか。また、申請者に対して手続を簡素にすることが、県職員の負担を減らすことにもつながると思うが、どのように工夫するのか」との質疑に対し、「学校の事務が必要以上に負担にならないように、例年支払っている運営費補助金に上乗せして支給することで、学校からの個別申請は不要という形で対応する。また、県では、昨年度もこのような物価高騰対策の補助を実施していることから、少しでも効率的になるよう、計算を簡素にし、迅速な支給ができるように進めていく」との答弁がありました。
このほか、第86号議案、第91号議案及び第99号議案についても、活発な論議がなされました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案5件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、当面する行政課題として、県民生活部から「指定管理者に係る令和6年度事業報告書及び令和7年度事業計画書について」、「令和7年度における指定管理者の選定について」及び「スポーツ科学拠点施設整備運営事業について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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