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掲載日:2025年10月22日
Q 阿左美健司 議員(自民)
子どもの頃から文化芸術活動に親しむことは、豊かな感性や創造性を育むなど、様々な面で子どもの成長を促します。それは、個人の生活を豊かにするだけでなく、社会全体の多様性や文化的な深みを増すことにもつながるものと考えています。
県内の子どもたちが文化芸術に関して親しみを持ち、生涯にわたって文化芸術活動を行い、大人になっても県立近代美術館に足を運ぶといういい循環を作り出すためにも、子どもたちの文化芸術に触れる機会を充実させるべきと考えます。
そこで、子どもたちに向けた取組の実施について、教育長に伺います。
A 日吉亨 教育長
子供たちが文化芸術に親しむことは、豊かな人間性や、他者と共感し理解し合う心を育み、生涯を心豊かに生きていくために大変に重要であると認識しております。
そのため、県立近代美術館では、子供たちにとって、作品を鑑賞するだけでなく、自ら作品を制作することができる様々なワークショップを開催しております。
例えば、子供たちがモネの作品「ジヴェルニーの積みわら、夕日」を鑑賞したのちに、学芸員の指導で、毛糸や色紙などの様々な素材を使って、積みわらを表現して楽しむプログラムがございます。
また、洗濯ばさみなどの身近な素材を組み合わせて作品を制作するなど、気軽にアートを楽しめるプログラムもございます。
さらに、県内の児童生徒を対象とする美術コンクールでは、あらかじめ課題として提示した作品を見て、湧き上がるイメージを絵画で表現するというテーマにしており、令和6年度には217点もの応募がありました。
引き続き、子供たちの興味関心を高めることで、子供たちの文化芸術に触れる機会を充実させてまいります。
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