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掲載日:2025年10月22日

令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(阿左美健司議員)

リアル体験教室の県内全域開催について

Q 阿左美健司 議員(自民)

この事業は、小学生の夢を実現するため、いろいろな職業の学びと体験の教室を県が主催して開催するものです。少子化の時代にあって、大変夢のある意義のある事業として高く評価したいと思っております。
令和7年度第1期の7月から9月開催分では、ロボット工学の研究者になりたい、保育士になりたいなど23の教室が開催されました。また、第2期の10月から11月開催分は10の教室が、また、第3期の12月から3月開催分にも10の教室が予定されています。
しかし、開催場所に秩父地域はありません。秩父地域の子供たちは、電車などを使って他の地域の教室に参加してくださいということでしょうか。というのであれば、その逆もあっていいと思います。県南地域などの子供たちも、秩父に行ってみましょうということです。
そこで調べてみました。リアル体験教室の前身は、平成21年度から平成30年度まで実施されていた夢のかけはし教室です。この事業は、夢のかけはし教室とリアル体験教室で延べ505教室が実施されましたが、秩父地域で開催されたのは僅か2教室で、自然の博物館の学芸員になりたい(長瀞町)と秩父太織職人になりたい(秩父市)の二つに過ぎません。ちなみに、秩父太織というのは、秩父銘仙の基になったとされる織物です。
秩父地域の子供たちにも参加しやすく、夢と希望を与えていただけないでしょうか。山岳救助隊員になりたい、ライン下りの船頭になりたい、観光農園のスタッフになりたいなど、秩父地域ならではの教室も開催可能ではないでしょうか。是非、リアル体験教室を広く秩父地域を含む県内全域で実施すべきと考えますが、今後の計画について県民生活部長に伺います。

A 横内ゆり 県民生活部長

リアル体験教室は、次代を担うこどもたちを対象に、県内の企業や大学等と連携し、職業体験の機会を提供することで、将来の夢の発見、実現を支援するものです。
例えば、「和菓子の職人になろう」の教室では、協力企業の本社工場で実際の職人と本物の道具を使って共に和菓子をつくるなど、職業に対する憧れが一層強まる貴重な体験をしています。
令和6年度は42テーマ47教室を開催し、1,683名が参加いたしました。
参加者アンケートでは、「職人の腕前に驚いた」など、ほとんどのこどもが教室を楽しんでおり、また、「働くことへの意識が変わった」「夢を具体的に考えるようになった」など、保護者にも大変好評であったため、多くの教室を継続してまいりました。
他方、議員お話しのとおり、参加のしやすさなどを考えますと秩父地域も含め、県内全域で教室を開催することは大事なことだと考えております。
教室の開催には、講師や店舗、機材等の提供に協力してくださる企業が必要です。
各地域の経済団体等にも協力をいただきながら、令和8年度には地域バランスの取れた教室が開催できるよう取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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