トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和7年9月定例会 > 令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 10月3日(金曜日) > 阿左美健司(自民) > 令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(阿左美健司議員)
ここから本文です。
ページ番号:274358
掲載日:2025年10月22日
Q 阿左美健司 議員(自民)
文化芸術は人々の創造性を育み、感動や安らぎを与え、心豊かな生活をもたらすものです。そのためにも、県立近代美術館は県民が身近に文化芸術に親しむことができるよう、地域の文化芸術の拠点として活動を充実させていく必要があると考えています。
県立近代美術館では、企画展や展示方法などに工夫を凝らして頑張っているようですが、近年は入場者数が伸び悩んでいるとお聞きしています。本県ゆかりの作家を取り上げた企画展や話題性のある展示、子供向けの事業の実施など、県立近代美術館の魅力を向上する取組を充実してほしいと思います。
多くの県民が訪れたくなる、そして、県内の子供たちが親しみを持てるような施設になってもらいたいとの思いから質問いたします。
まず、(1)企画展等の充実についてです。
県立近代美術館では、美術館が所有する作品を中心に観覧できる常設展、県立近代美術館ではこれをMOMASコレクションと呼んでいますが、このような展示と特定のテーマの基に選定された様々な作品を観覧できる企画展など、様々な展示が開催されています。これらの企画展や常設展は、県民が美術に触れる最も身近なプログラムであり、美術館の顔ではないでしょうか。
県立美術館の存在感を一層高め、県民の文化芸術活動の振興を図るためにも、企画展等の充実が重要だと考えますが、教育長に伺います。
A 日吉亨 教育長
これまで県立近代美術館では、県民のための美術館として、時代やジャンルのバランスを踏まえながら、本県ゆかりの作家を取り上げるなど特色を活かした展示を行ってまいりました。
例えば、令和2年には、熊谷市出身で明治末から昭和初期に活躍した画家森田恒友や、令和7年には、さいたま市出身で日本を代表する銅版画家山本容子の展示を行いました。
また、令和6年には、現代アートとしての「椅子」をテーマに企画展を開催し、併せて美術館が所蔵する世界各国の「椅子」に座っていただく体験企画を通じて、1万人以上の方にご来館いただきました。
今後も、さらに企画展等の充実を図り、多くの県民の方にご来館いただけるよう取り組んでまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください