トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和4年12月定例会 > 令和4年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 12月8日(木曜日) > 立石泰広(自民) > 令和4年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(立石泰広議員)
ここから本文です。
ページ番号:227259
掲載日:2022年12月27日
Q 立石泰広 議員(自民)
人間が毎日最低3回以上お世話になるトイレは、生きていく上で特に重要と考えます。海外に比べると日本のトイレは快適で評判が良いですが、反面、施設によっては洋式化やユニバーサルトイレの整備が遅れている状況があります。
今回、県有施設におけるトイレの整備状況について調査をいたしました。便器の総数は、男性用小便器が1万5,897、大便器が8,605、女性用便器が1万5,705、男女共用便器が4,794、総数で4万5,001あることが分かりました。最も多いのが教育局で2万6,739、次に多いのは都市整備部で6,329、3番目が警察本部で4,915となっております。
そのうち水洗化の状況では、女性用便器では農林部が98%、男女兼用便器では都市整備部が95%で、いずれも山の中にあったり、河川敷にあったりと水洗化が不可能な場所であることも確認できました。それ以外の部局は100%でした。
洋式化の状況については、男性用大便器が平均73%、女性用便器が平均72%、男女共用便器については87%です。男性用大便器及び女性用便器で一番洋式化率が低いのは環境部で、男性用が50%、女性用が49%、男女共用便器では下水道局の63%です。
洋式化については、それぞれの部署で計画が整備されていると聞いておりますが、現状の確認として特に洋式化が遅れている部局について、その理由を含めてお尋ねいたします。
まず、ア、環境部の洋式化の整備状況について、環境部長にお伺いします。
A 目良聡 環境部長
トイレの洋式化率につきまして、全部局の中で環境部が最も低いという現状を真摯に受け止めております。
この理由としましては、便器の数で環境部所管施設全体の半数近くを占める環境科学国際センターが特に低いことによるものです。
トイレの改修につきましては、県有施設の長期保全計画に位置付け、他の改修工事に併せて効率的に行っておりますが、建設から比較的新しい環境科学国際センターは、今までその機会がありませんでした。
今年度ようやく給排水設備の更新に合わせて、全てのトイレを洋式化するための工事を計画し、この11月に着工したところです。
これにより、環境部全体の洋式化率は、今年度末には全部局平均並みになる見込みでございます。
その他の施設のトイレにつきましても、施設を利用される方や職員が快適に利用できるよう、計画的かつ効率的に洋式化を進めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください