トップページ > くらし・環境 > まちづくり > 埼玉版スーパー・シティプロジェクト > 埼玉版スーパー・シティプロジェクトについて > 熊谷市「デジタル技術で暑さと共存するまちへ!~市民参加とAI・データ活用による新しい暑さ対策~」
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掲載日:2026年9月15日
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「暑さ対策日本一」を目指す熊谷市ならではの暑さ対策として、幅広い市民に対し熱中症リスクや対策などの情報を提供できるデジタルサービスに関するご提案をお待ちしています。
御提案は以下のページのエントリーから可能です。
https://growth.creww.me/69adc6f8-9130-11f1-9124-d97362fa79a9.html
熊谷市
熊谷市政策調査課でスマートシティの担当をしております、小田嶋と申します。本日は、デジタル技術で暑さと共存するまちというテーマで、私どもの課題に込めた思いも含めて熱いピッチをさせていただきます。よろしくお願いします。
簡単に熊谷市の概要を紹介させていただきます。熊谷市は、群馬県境の埼玉県北部に位置しておりまして、人口は19万人。昔から交通の要衝として栄えており、熊谷駅には新幹線が止まりますので、東京からのアクセスも、観光地へのアクセスも非常に良い立地になっております。次に熊谷市の特徴ですが、熊谷市と言えば「暑さ」で有名、また、「ラグビータウン」で有名というところでございますが、やはり今日は暑さがテーマというところで、こちらにフォーカスしたいと思います。2018年に当時の日本最高気温41.8度を記録して、イメージ通り本当に暑いまちなのですけれども、私どもにとってこの暑さというテーマは単なる気象条件ではありません。市民の健康でありますとか、経済活動、はたまた地域の未来にも関わる非常に大きなテーマというふうに捉えています。なので、長い間かけていろいろな暑さ対策を頑張ってきました。その結果、暑さ対策日本一という評価も得ているまちだと覚えてください。
さらに熊谷市が今頑張っていること、今日早くも2度目の登場ですが、スマートシティ。熊谷市も非常に力を入れております。いろいろ書いてありますが、ここで言いたいことは2つです。
まず1つ目、令和5年度に市長がスマートシティ宣言をしております。いきなりデジタルな話じゃないじゃないか、と感じるかもしれませんが、非常に大事なポイントで、まずトップがデジタルでまちづくりをしようという気持ちが非常に強いまちというところで、皆様方にいただける提案が通りやすいマインドが熊谷市にはあります。
2つ目は、このデータ連携基盤を整備している数少ない地域である、というところで私たちデジタルサービスを単なる導入で終わらせません。データ活用とその後、拡充につなげるデータドリブンというものに非常に力を入れております。その熊谷スマートシティの中心はこちら、熊のマークが目印のLINEポータルアプリ「クマぶら」で、この電子マネー「クマPAY」を中心に色々なサービスを基盤につなげながら、日々市民に対するサービスの向上に努めております。「クマぶら」の中の機能の1つに、暑さに関するサービスも行っております。その名も「暑さ対策スマートパッケージ」。こちらは、暑さの中でも快適に過ごせる機能をパッケージ化したサービスで、ここに書いてある3つの機能をパッケージ化した、結構攻めた良いアプリなのですが、課題がございまして、街中でしか使えないという課題があります。受益者が非常に限定的だというところが課題です。
さらに今、地元の立正大学と共同研究も始めております。労働安全衛生規則が改正されたばかりなのですが、各企業様における暑さ対策に今注目が集まっています。ちょうどこの大学にこの研究者の先生おりましたので、では熊谷モデルの対策ガイドラインを作ってしまおうか、ということで今年から3年間の研究プランで始めたところでございます。今日のピッチでも重要なポイントになっています。
ここで課題を整理したいのですが、まず猛暑日、40度を超える酷暑日などの割合が増えていて、市民の熱中症リスクは非常に増加しているというところですが、先ほど説明した「暑さ対策スマートパッケージ」はエリアが限定的だという課題がまずあるんですね。さらに、先ほどの共同研究は企業向けのガイドラインということで、一般市民向けの広範囲のサービスというものが見つけられていないというところが課題になっています。ということで、デジタル技術を活用しながら、幅広い市民、労働者に熱中症リスクの新しい提供方法の導入に向けた挑戦を始めよう、というところになっております。何を目指すかというところですが、市内全域で利用可能なデジタルサービスを導入するということで、暑さ対策日本一ならではの「熊谷スマートシティ」の熱中症対策を実施し、安心・快適な暮らしを実現したい、というところが目指す姿でございます。
お待たせしました。皆様に御提案いただきたいことはこちらでございます。市民などが“楽しみながら”“手軽に”使えるプッシュ型のデジタルサービスです。こちらを皆様の技術力、サービスを駆使しながら提案をお待ちしています、というのが今日の御提案いただきたいことになります。その条件を4つほど書かせていただきました。一部の方ではなくほとんど多くの市民、限定的という話をしましたが、そうではない多くの市民に利用いただけるサービスがいただきたい。また、コストやシステムの維持管理ができるだけ負担が少ないものがいただきたい。あとは、先ほどの立正大学との研究成果がどんどん3年間溜まっていきますので、そういったものを蓄積して、例えばAIチャットボットなどで提示するようなサービスが欲しい。最後に、可能であればやはり「クマぶら」、LINEのアプリとUIを連携するような構築でお願いしたい、という条件でございます。
ここは副題にもありました、市民参加とAI・データ活用って何、というイメージなのですが、あくまで導入例なのでこれに限定する必要はないのですが、市民参加、AI活用、データ活用をいくつか例示しております。その中で1番上の、気温が35度を超えると自分の暑さの状況をタップして教える、みたいな参加型が欲しいと思っているのですが、あくまで一例なので参考でお願いします。
熊谷市から提供できるリソースとしていくつか書かせていただいておりますが、特に説明したいのは1番下です。市内8か所に気象観測システム「POTEKA」という気象観測機を用意しております。これで気温をはじめ、いろいろなデータを日々データ連携基盤の方にライブで蓄積していますので、今回提案いただくデジタル系のサービスで「POTEKA」のサービスでも使える提案があるのではないかと思っていまして、是非、御検討の材料にしていただければと思います。これは「POTEKA」の仕組みですが、8箇所に設置してあると言いましたが、それの概要なのでまた後で御確認いただければと思います。
まとめになります。私が話したことがここに書いてあるので、改めて言うまでもないのですが、皆様のその企業力・技術力・提案力を活かして熊谷市、この日本一暑さ対策を頑張っているまちの新しい暑さ対策の形を是非作りましょう、というところになります。このまちで提案していただいたものが成功したら、きっと皆様の企業のサービスのブランド力の向上には貢献できるというふうに思います。なので、一緒に新しい熊谷市の暑さ対策、今までどこにもなかったようなものを作りましょう、という提案をさせていただきまして、私からの発表を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。
司会者
小田嶋さん、ありがとうございます。おそらく日本全体がこれからどんどん暑くなっていく中で、熊谷市が先行事例となるような対策ができると良いですよね。さて、それではいかがでしょうか。会場の皆様、御質問がありましたら、是非手を挙げていただければと思います。
質問者
「暑さ」を資源として考えたことってございますか。
熊谷市
はい、熊谷市は最初はですね、「暑ければ暑いほどうちの名が売れるよね」っていうテーマで何年もやってました時がありました。「あついぞ!熊谷」っていうのを聞いたことあると思うんですけど、その時代の話ですね。しかし、やっぱりそれを売りにするっていうことじゃなく対策で日本一になろうっていう風に舵を切り直したので、そこからはですね、とにかく効果のある対策を展開することによって市民の皆様に評価していただくという方針で今もやっております。なので気温が一番であるとかというところにプライドはございません。
質問者
はい、わかりました。ありがとうございます。
司会者
そしたら私からなんですけれども、今のこの取組のスケジュール感としては何かイメージってありますか。「このぐらいのタイムラインでこうなっていたい」とかそういうのがあればと思ったんですが。
熊谷市
ありがとうございます。ピッチの中でご説明したとおり、立正大学と研究をしているというところで今年度から令和10年度までの3カ年。しかもその研究成果をこのアプリの中に読み込ませたいとかという考え方がありますので、今年と来年で大体いろんなデータがたまってくる見込みになります。ってことはそれをためることでベータ版作るとかですね、そういったことができると考えますと、早くて市民の前に出せるのは令和10年度もしくはその次かなっていうようなイメージは持っています。
司会者
なるほど、わかりました。ありがとうございます。では皆様、交流会でも引き続き熊谷市小田嶋さんさんとのディスカッションを進めていただければと思います。改めまして熊谷市小田嶋さん、ピッチ、そして質疑応答ありがとうございました
熊谷市
ありがとうございました。