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掲載日:2025年12月18日

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株式会社TOUCH TO GO「近くに商業施設等がなく高齢者等の買い物が困難な地域に、無人決済店舗システムを導入することで買い物難民の発生しないまちづくりに貢献する」

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株式会社TOUCH TO GO

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発表

株式会社TOUCH TO GO

株式会社TOUCH TO GO の満木と申します。よろしくお願いいたします。

まず、改めて本日御参加いただいた方、および埼玉県、このプロジェクトを開いていただいた関係者の皆様、改めてありがとうございます。今回、この機会をいただいて8分で弊社の御紹介したいと思うのですけど、結論、8分で伝えきれません。ただ、今回お伝えしたいこととしては、まず、弊社が何者なのかというところと、今回のこの共創プロジェクトにおいてどういった貢献ができるか、繋がるか、この2点をお伝えさせていただいて、御興味いただいた方は、この後の交流会で是非お話いただければと思っております。

改めて、弊社TOUCH TO GOは、もう書いているとおりですね。提供しているプロダクトは、シンプルに言いますと無人のシステムといったところになっております。背景を簡単に言いますと、実はJR東日本のグループの社内から立ち上がった会社でございます。背景としては代表が東北ですとか地方の一部小売の店長をしていた時に、今の人手不足を痛感して、JRグループの中として、こういった未来を含めた課題解決をしていかなければ、といったところから立ち上がったような会社でございます。

実際にどのような仕組みを提供しているのかという話になるのですけれども、ここからスライド4枚だけこの機会にお伝えさせていただければと思っていますが、この左の『SENSE』と呼ばれているものが俗に言う自動認証の仕組みです。これが、高輪ゲートウェイ駅の店舗にあるコンビニなのですけど、高輪ゲートウェイ駅の無人店舗、使ったことある方いらっしゃいますか?ありがとうございます。やっぱりまだまだ少ないかなと思うのですけれども、御存知ない方に仕組みを簡単に言いますと、イメージはUNIQLOさんに近いです。UNIQLOさん、レジに行くと自動で価格が出ると思うのですけれども、イメージはあの形です。ただ、あの形は特定の商品のタグを付けたもの及びカゴに特定の場所に入れた時に反応する仕組みかと思うのですけれども、この形は、本当にいつどこで取っても、基本的にはこの店舗内であればしっかりと反応して、レジの前に行くと勝手に、UNIQLOさんのようにカゴを特定の場所に入れなくても、しっかりと出てくるっていうような仕組みです。後は、右の写真が、そのレジの部分だけ切り取った形なのですけれども、こちらは無人とか省人に特化したようなレジで、この駅の中にあるBECK'Sさんにも入っていますし、秋葉原駅の中とかに最近20店舗ぐらい一気にお店できたのですけど、そこのほとんどの店舗に入っているような形のモデルとなっています。

御提供しているのはこのシステムなのですけれども、今まだ無人とか、省人化で店舗を出したことがないとか、そういった方が多いので、どっちかというと「どういったらうまくいくか」とか、元々の今の既存の有人店舗で課題になっているけど、どうしても撤退したいっていう、やっぱり市町村様とかでもあると思うのですよ。どうしてもなかなか採算性が合わないから、民間企業の方が撤退してしまうと。そういったところをこの仕組みを使えばうまくギリギリ黒字ですとか、そういった形で運営ができますよといったサポートまで含めて、御提案をさせていただいている会社でございます。

仕組みはUNIQLOさんと違いますよって言ったのですけれども、簡潔に言いますと、上にあるAIカメラで人を追って、後はお客様が取った商品の重量で、何グラムを取ったかで何個取ったかの紐付けをするような形式です。センサーがある範囲内、イコール店舗内であればどこで取ってもちゃんと反応するっていう様な仕組みです。先程の高輪ゲートウェイ駅で言うと、私は毎日行くので、入った瞬間にもうガムとかをポケットに入れてしまいます。そのままレジに行くとすぐ金額が出て、後は決済するだけっていう流れです。結構感動していただいて「すごい」って皆さん言ってくださるのもあるのですけど、感動だけじゃなくて、理屈で言いますと、ポケットに入れても反応するので、盗もうとしてもバレてしまうといったところですね。お店で私が慣れてしまってやった時に、お子さんに「お兄ちゃん、盗んじゃいけないんだよ」みたいな形で言われてしまって。慣れてないとそう見えてしまうのですけれども、そういった形での御使用が可能なので、安心・安全・クイックです。後はレジのところに、簡潔に言うとコールセンターも配備しているので、よく無人店舗とかでやると「これってどうやって使ったらいいの?」とか「この商品って何なの?」とか、結構お問い合わせが多いです。なので、ただセルフレジだけを置いた形だと問い合わせが増えちゃったりとか、何か連絡先がなくて困ったとか、逆に不平不満出してしまってクレームであったりですとか、お店の風評が悪くなってしまうとか、様々なことが懸念されるのですけど、そういったところも可能な限りカバーするような形式になっているというところです。後は簡易な出店といったところで、さっきの店舗で大きいのイメージされる方もいらっしゃると思うのですけど、2棚、3棚とかだけでもできるので、省スペースでの御展開って言ったところも可能になっています。あとはこの什器を含めて御提案させていただいているので、基本的には電気とネットワークさえあれば、どんな場所でもある程度基本的には置けるかなっていう様な仕組みとなっています。

これが今回のプロジェクトに対してどういう風に貢献できるかと言いますと、特に過疎地域ですと人手不足で、民間企業からすると赤字になるから撤退といったところも、弊社のプロダクト、仕組みを使って頂ければ、そこを黒字、ギリギリ黒字とかで運営ができるかなと。例えば、買い物困難者のエリアがあって、埼玉県の中で5店舗、6店舗、スーパーとかコンビニとかされている会社様がいらっしゃるとして、このサテライト店の左側に店舗があって、こちらにも店舗がある。ただ、このエリアはやはり採算が合わないから有人としては出せない、というような場合に、弊社の無人の仕組みを使うことによって、こちらで出店ができる。要は、基本的には人は置かない。あとは間の配送とかの関係をうまく使って、1日1回とか配送で補充だけをする。あとは完全無人で運営をするといったことができれば、民間企業としても「採算がギリギリ合うのであれば出店します」といった形が取れますし、このエリアの方としては、「今までスーパーとかがなくて近くで買い物できなかった」といった所に対して、「無人で出してくれた」といった形で、地域の方から民間企業の方を含めてwin-winの形を作ることができるかなといった形の仕組みとなっています。

実はこれも実証検証とかではなくて、この先程の2つ言いましたけど、自動認証だけの方でも既に130店舗以上、全国で稼働展開、実際にしております。本当に様々な形式がございますので、通常のスーパー、コンビニもあるのですけれども、さっきの仕組みで言うと、重量センサーとカメラだけなので、置けばいいだけです。家電製品であろうがおもちゃであろうが、どんなものでも基本的にはいけます。今回の趣旨、市町村様とか含めてで言いますと、近い事例でいうと市役所の中のコンビニですとか、後は大学生協ですね。大学もやっぱり人が集まらなくて、売店がどんどん営業時間が短くなって、お昼の1時間しか運営しないみたいなケースとかも増えている。ただ、学生さんからすると「やっぱり長く運営してほしい」というので、弊社の仕組みを使うことで長く、営業時間を伸ばせるといったような形ができます。後は飲食店様ですとか、こういったホーム売店ですね。要は小スペースで、場所をうまく活用するみたいな形式もできます。こういった様々な事例がありますので、是非後ほどの機会で聞いていただければ幸いです。

短い時間でしたが、以上となります。また是非、次の交流会でお話しさせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。御清聴ありがとうございました。

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環境部 エネルギー環境課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

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