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掲載日:2025年12月18日

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株式会社コミュニティネット「小学校の「総合的な学習の時間」を活用し、児童が地域の課題解決策を考え、暮らしやすい社会の実現を目指す」

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発表

株式会社コミュニティネット

株式会社コミュニティネット代表取締役の今井房子です。どうぞよろしくお願いいたします。私どもが提案するのは『~日本一暮らしやすい埼玉へ~ スマート教育プラットフォーム』の構築です。『小学校の総合的な学習の時間を活用し、児童が地域の課題解決を考え、暮らしやすい社会の実現を目指します』というものになっています。

株式会社コミュニティネットは、学校法人向けのWEBサイトの制作やIT、DXの導入支援をしている会社です。公益財団法人埼玉県産業振興公社のスタートアップ支援もさせていただいておりますが、私の人生の中で、ここが一番最近では大きなところだったのですけれども、今現在、埼玉県の教育委員会の委員を拝命して、県立高校や小学校を訪問させていただいて、様々な課題に直面をしているというところになります。

この図を見ていただきたいのですけれども、実はこれは北部地域の図になっています。埼玉県の北部地域の人口減少の一覧になっているのですね。御覧ください。令和7年から令和12年までの予測の、小学校1年生から6年生までの子どもたちの数になります。先日、美里町へ視察に行かせていただいた時に、美里町の大沢小学校の方に行かせていただきました。そのときに、やはり今、1学年1クラスというような状態で授業の方を進めているというお話を聞きました。こういう図を見てしまうと、とても子供たちが寂しいのではないかなって思ってしまうと思うのですけれども、行ってみて思ったのは、とっても自然が豊かで、子供たちが生き生きと授業を受けていて、不登校の数も少なかったという現象がありました。実際の数は1年1組、合計15人です。2年は14人、3年生は16人ということで、大沢小学校は87名の児童数で運営をしているというところになります。そして、美里町では、今後、美里町立小学校は現在3校あるのですけれども、その3校を合体して1つの小学校にし、新しい小学校を設立する準備を今、重ねているというところになります。教育委員会を中心に、様々な町議会議員の皆様や区長様、PTAの皆様と、今どんな学校をつくったらいいかということを考えているという風にお聞きしました。令和11年4月1日の開校を目指しているというところです。

私はこの課題に対して、子どもたちが少子化に向かっていく中、少人数でも生き生きと暮らせる社会をつくっていきたい、そんな風に思いました。そこで、教育現場の具体的な利点と課題と、そして先生方が抱えている負担を考えてみました。利点は少人数の学校ですので、教員との密なコミュニケーションを図っている。それはすばらしいコミュニケーションを図っていらっしゃいました。そして、個に応じたきめ細やかな指導、異学年との交流、縦割りで授業をしているというような利点がございました。課題は、多様な人間関係の構築の機会が不足している。中学校に上がったときに、どうしても少人数に慣れていた子供たちは少ししゅんとなってしまうというふうに校長先生がおっしゃっていました。そのような課題もあります。そして、集団活動における役割の固定化や、様々な課題があるのですけれども、教職員の先生たちでも一人で授業を持たなくてはならなかったり、専門分野の教員不足、研修会のスキルアップの困難というのを抱えていらっしゃいました。

そこで私たちが提供していくのは『スマート教育プラットフォーム』です。こちらは複数の小学校をオンラインでつないで、地域の課題を提供する、要するに共同で探究をする広域探究学習ネットワークです。こちらは児童が地域社会の一員として主体的に課題解決に取り組み、未来を創造する力を育むというものになります。

実際の機能はこのような形になりますので、是非、御興味がありましたら録画データなどを見ていただけたらなという風に思っております。オンラインの合同授業や地域課題データベースを作っていきたいと思っています。

自治体様のメリットとしては、教育面のメリット、地域面のメリット、行財政面のメリットを挙げさせていただきました。私たちは、小さな学校であったとしても、生き生きとオンラインで繋がることによって、他地域の子供たちが繋がって、そしてオンラインだけではなくてリアルで交流をする機会を埼玉モデルでつくりたいと思っています。

こちらが予定です。まずは準備期に6か月間費やし、試行期、拡大期、定着期ということで約3年間の予定を組んでおります。この授業の成功するための要点は、自治体様の連携と、そして多様なステークホルダーとの連携、地域住民の教育活動参加となっています。今日は自治体の皆様、いらっしゃると思います。御興味がありましたら、実証実験の方に御協力をいただけたらなと思っております。そして企業様にも、是非このステークホルダーとなって登録をしていただいて、埼玉の子どもたち、少子化だけではなくて、さいたま市の小学校も地方の小学校、北部の小学校と繋がっていくことによって、埼玉が一体になるのではないかという風に考えています。

私たちは、少子高齢化社会が進む時代でも、子どもたちの学びを止めない仕組みを提供します。『スマート教育プラットフォーム』、地域の課題を私たちの技術ソリューションで希望に変える挑戦を。御清聴いただき、ありがとうございました。

お問い合わせ

環境部 エネルギー環境課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

ファックス:048-830-4770

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