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ページ番号:288984
掲載日:2026年10月16日
八潮市道路陥没事故調査等特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「八潮市道路陥没事故対応及び下水道施設の老朽化対策等に関する件」でありますが、今回は、「復旧工事の進捗状況」及び「補償の実施状況等」について審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「個別訪問を行った結果、なお補償の申込みに至らない方について、どのような事情があるのか。また、今後こうした方々に対してどのように支援を続けていくのか」との質問に対し、「営業補償では、通行証を配布したり、中央分離帯を撤去して右折可能にしたりするなどの対策に努めたところ、影響を最小限に抑えられたと考えている。また、電気代等の補償では、事故以前に比べ電気の使用実績が思っていたよりも増えていない世帯が多かったと推測している。他方、申込みに必要な書類をそろえたり、手続が面倒であると感じていたりする方がいることは認識している。こうした方々には過去の決算書類や電気代等の請求明細書などの取得方法を具体的にお示しするなど、できる限り丁寧な支援を行っている。また、補償の申込みについては、復旧工事が完了するまで対応する予定であり、毎月発行しているかわら版で案内させていただく。補償の申込みのない方には、個別にお知らせを郵送するほか、引き続き個別訪問を行うなど、丁寧に寄り添った対応により、申込みしやすい環境を提供していきたい」との答弁がありました。
次に、「本年6月定例会で、県が管理する流域下水道の全ての管路を対象に、複線化などリダンダンシー確保の必要性を検討していくとの答弁があったが、具体的にどこまで進んでいるのか」との質問に対し、「今年度は全ての管路を対象にリダンダンシー確保の必要性を検討することとしており、現在委託手続を進めている。この検討結果を踏まえて、令和9年度は、リダンダンシー確保計画を策定していきたい。この計画では、流域ごとに、今後10年程度で実施する複線化などの対策を位置付ける予定である」との答弁がありました。
次に、本委員会の付託案件について、審査を踏まえて発言のあった意見・提言の主なものについて申し上げます。
「個別訪問・個別相談は補償の申込手続の案内だけではなく、被害に遭われた方の課題解決に取り組むなど、更に寄り添った対応をすること」、「リダンダンシー確保の検討は可能な限り速やかに進めて、県内全域の流域下水道の安全性確保を図ること」などであります。
次に、本県議会から、国に対し、国民の命と暮らしを守るため、持続可能で安全な下水道システムを構築し、事故が発生した施設の管理者の財政力や個別の判断に左右されることなく、迅速かつ公平に救済される仕組みを国の責任において整備することを強く求める「八潮市道路陥没事故を踏まえた下水道施設の強靱化対策の推進及びインフラ事故被災者支援制度の確立等を求める意見書」を本委員会として提出することを求める動議が提出され、採決いたしましたところ、総員をもって可決されましたので、本委員会委員の連名で提出することといたしました。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。