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掲載日:2025年12月18日

令和7年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(渋谷真実子議員)

SAITAMAロボティクスセンター(仮称)の未来ある方向性について-スーパーサイエンスハイスクール等との連携について

Q 渋谷真実子 議員(自民)

科学技術発展のためには、若い世代が最先端の技術に触れる機会を持つことが重要です。私は、昨年の一般質問で、スーパーサイエンスハイスクールの県での取組についても質問させていただきましたが、本県にはスーパーサイエンスハイスクール指定校が複数あり、生徒たちが将来、理数分野で活躍することが期待されます。
私自身、地元の県立川越高校の文化祭で理数に関する取組を拝見し、レベルの高さに驚きました。生徒たちが最先端の技術に触れることは、その先に広がる未来を想像し、ひいては研究者や技術者を志すきっかけとなり、県内産業の発展にもつながります。
その意味で、県内に新たに稼働する(仮称)SAITAMAロボティクスセンターは、大きな意義を持つ施設です。福島県まで行かなくても、県内で高度な実験や検証ができる環境が整うことは、大きなチャンスです。
産業労働部の話では、オープンデーでの見学も予定されているとのことですが、こうした見学にとどまらず、今後、県立の高校生が実際に研修や実習を体験できることが望ましいと考えます。そのことにより、県立高校の生徒が科学技術への興味を深めて、将来埼玉県から、より多くの女性理系技術者や梶田先生に続くノーベル賞受賞者が出るかもしれません。
また、欲を言えば、是非とも埼玉県内の機関で活躍し、科学技術先端地域として、埼玉の名を世界にとどろかせてほしいと願っております。
そこで、伺います。県立高校の生徒の中でも、特に科学技術に興味が高い生徒が、ロボティクスセンターにおいて最先端技術に触れる機会を積極的に創出すべきと考えますが、教育長の御所見を伺います。

A 日吉亨 教育長

新たに稼働する予定のSAITAMAロボティクスセンターは県内産業の高度化を支える拠点であり、県立高校生にとっても貴重な学びの場となるものと考えます。
ロボティクスセンターが、県内において高度な実験や検証が可能となる貴重な施設であることから、議員お話しのとおり、見学にとどまらず、研修や実習の機会を設けることで、生徒が高度な科学技術への関心を高めることが望ましいと考えております。
県では、既に工業高校が、埼玉県ロボティクスネットワークの埼玉ロボネット会員として登録し、稼働後の連携を視野に準備を進めているところです。
今後は、スーパーサイエンスハイスクールの指定校などを含め、県立高校の、科学技術に高い関心を持つ生徒が、ロボティクスセンターの研修や実習に参加できるよう、産業労働部と連携し、活用方法の検討を進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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