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掲載日:2025年10月22日
Q 橋詰昌児 議員(公明)
近年、異常気象により子供たちが安全に外で遊ぶ時間が減少しています。屋内型公園(全天候型遊び場)は、熱中症やけがのリスクを減らし、子供たちが1年を通して自由に体を動かせる場所となります。また、地域の高齢者の方々も安心して利用でき、世代を超えた交流の場としても機能し、更に健康増進にもつながり、地域の活性化にも貢献できると考えます。
全国的にも広がりを見せております。北海道の滝野すずらん丘陵公園虹の巣ドームや富山県の太閤山ランド、愛知県の森林公園、沖縄県の中城公園などです。
さきの市民アンケートの調査でも、500件を超える声を頂いているところでもあります。その声の一部を紹介します。
暑さ厳しく、夏はたった20分でも子供は汗だくで顔が真っ赤になり、外で遊ぶことすらちゅうちょしてしまいます。商業施設にある子供の遊び場は料金が高く、こちらはあくまで特別なお出かけという存在で、毎日気楽に行けるような場所ではないように感じています。おもちゃやハイテクなものは一切なくていいので、無料で一般的な公園にあるような遊具と子供が思い切り走り回れる広さの屋内の公園ができると本当に親子ともども助かりますというような声も頂いております。
屋内型公園は、単なる遊び場を超えて地域の子育て支援、健康促進、コミュニティ形成に貢献する重要な社会インフラと考えます。屋内型公園の設置について、都市整備部長に伺います。
A 伊田恒弘 都市整備部長
公園では屋内で遊べる施設であれば、季節や天候を気にすることなく通年で利用でき、暑さ対策の一つにもなると考えます。
一方、地域の子育て支援、コミュニティ形成といった観点から、地域や関係者などとの連携が重要と考えております。
県営公園のあるほとんどの市町においては既に屋内で遊べる児童館などが設置され、地域の子育て支援や世代を超えた交流の場としても多くの方に御利用いただいていると認識しております。
議員御提案の屋内で交流できる施設を様々な場所に整えていくことは、有益と考えられます。
そこで、まずは公園内にある管理事務所や運動施設内のスペースを有効活用し、場として提供できないか研究してまいります。
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