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掲載日:2025年10月22日

令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(橋詰昌児議員)

防災・減災対策について-防災意識向上の取組について

Q 橋詰昌児 議員(公明)

地域防災力の強化を図るためには、日頃から住民一人一人が防災意識を持つことが重要であり、そのためには防災に対する関心の低い方へどうアプローチするかが重要です。御案内のとおり、埼玉県議会では令和5年度から地震発生時の安全確保行動を身に付けることを目的としたシェイクアウト埼玉~県内一斉防災訓練~を実施し、意識向上を図っています。
香川県では県民の防災意識を高めようと、防災につながる学習や体験などを通じて防災ポイントを付与する事業を始めました。香川県のホームページによりますと、LINEアカウントを使用し、LINEのショップカード、ポイントカードの機能を活用して防災ポイントをためることができます。LINEポイントはハザードマップによる避難経路等の確認、防災イベントや防災訓練への参加や香川防災協力認証店での買物などを通してためることができます。一定のポイントがたまると、アルファ米、パンなどの防災備蓄品セットや防災ヘリの見学ツアーなどと交換できる仕組みです。
このLINEポイントは一つの例ですが、防災力の向上のためには、防災への関心が低い方や関心があっても取り組む時間のない方にも積極的に防災活動に取り組んでもらえるよう、更なる取組の強化が必要です。本県においても、防災意識向上のためどのような取組を行っていくのか、危機管理防災部長の見解を伺います。

A 武澤安彦 危機管理防災部長

県が実施したアンケート調査によると、水・食料両方の備蓄を行っている割合は約6割に留まっており、防災への関心が低い方などに対し、防災意識の向上を図っていく必要があると考えております。
そこで、県では、防災へのハードルを下げるため、防災対策を「特別なこと」として捉えるのではなく、「イツモ」の生活の中で自然体で当たり前のこととして取り組むイツモ防災事業を推進しております。
この事業では、親しみやすいキャラクターを用いた防災マニュアルブックを作成し、水や食料等を使った分だけ買い足していくローリングストックなど、具体的な防災対策を分かり易く説明しています。
また、従来型の防災訓練や研修だけではなく、ゲーム型の研修や体験型イベント等を活用することで、子どもから大人まで楽しく防災対策が身につくよう工夫をしております。
さらに、防災への関心が低いとされる若者向けの取組として、例えば、VRなど新技術を用いたイベントや、非常食の調理方法など災害時に役立つスキルを楽しく学べる体験プログラムなどを行っていく予定です。
県といたしましては、より多くの県民の皆様が防災対策に取り組んでいただけるよう、他の自治体で行われている先進事例も参考としながら、引き続き、防災意識の向上に取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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