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掲載日:2023年7月14日
Q 伊藤はつみ 議員(共産党)
2019年、能力や実績に応じた賃金体系にし、賃金アップにつなげるとして、建設キャリアアップシステムがスタートしました。これまで様々な現場で働く建設事業従事者がどんな作業に従事し、キャリアを積んだのかなどの実績を提示することができませんでした。各現場でカードリーダーにタッチすることで、キャリア情報を蓄積し、経験や資格などに応じてカードの色が変化する、これがキャリアアップシステムです。
システムへの登録は広がっており、埼玉県では2023年5月末時点で8万848人、率にして5割を超える方が登録を行っていると伺いました。しかし、登録者が広がってもタッチできる現場が広がらなければ、キャリアを蓄積することはできません。
そこで、総務部長に伺います。県発注の公共事業において、建設キャリアアップシステムを導入している現場はどのくらいありますか、件数と率をお答えください。
A 三須康男 総務部長
お話のシステムの導入につきましては、先ほど県土整備部長から答弁がありましたように、令和4年1月から、「建設キャリアアップシステム活用モデル工事」という形で試行しております。
令和4年度末までの実施状況で申し上げますと、県土整備部発注工事の44件、発注件数割合としては2.7パーセントとなっております。
再Q 伊藤はつみ 議員(共産党)
総務部長、その取組を広げる考えはありますか。
再A 三須康男 総務部長
建設キャリアアップシステムは、建設技能労働者の賃金を含めた処遇改善につながり、将来にわたる担い手確保に有効なシステムと考えておりまして、そのモデル工事において、工事成績の加点やカードリーダー等の費用助成を行うことなどによりまして、普及促進に努めております。
令和5年度は、既に取組の先行している県土整備部で100件以上を目標に発注することとしておりますほか、庁内の複数の部局におきまして新たにモデル工事の発注を開始するなど、取組を拡大してまいります。
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