令和5年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（伊藤はつみ議員）

豪雨の時代、災害対策の抜本的強化を-新河岸川の調節池について-

Q　伊藤はつみ　議員（共産党）

私の地元ふじみ野市の川越江川は公共下水道ですが、新河岸川への合流地点での内水氾濫によって2度も大被害を受けました。その後、県は渋井水門の拡張などに取り組んできています。
しかし、先日の台風第2号では越水まで1メートルでした。さらに、新河岸川の調節池整備を求めたいと思います。県土整備部長、どうでしょうか。

A　金子勉　県土整備部長

新河岸川では、令和4年度に渋井水門の増設工事が完了したことで、新河岸川放水路へ洪水を確実に流し、新河岸川の水位をより低下させることが可能となりました。
新河岸川本川では、河川整備計画に位置付けられた調節池の整備は完了しております。
なお、新河岸川流域では、新河岸川本川に流入する柳瀬川で水谷調節池、不老川で大森調節池の整備をそれぞれ進めているところです。
また、川越市とふじみ野市が共同で管理する江川3号雨水幹線、いわゆる川越江川では、川崎調整池の整備が進められています。
引き続き治水対策を進め、新河岸川流域の浸水被害の軽減に努めてまいります。

再Q　伊藤はつみ　議員（共産党）

その整備が完了すれば、川越江川の越水問題は解決するという認識でよろしいでしょうか。

再A　金子勉　県土整備部長

それぞれの河川の調節池や市の調整池の整備でございますが、計画を持った整備でございますので、必ずしも計画を上回る雨が降った場合には、浸水が解決するというわけではございません。
安全性の確保に引き続き努めてまいります。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
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