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掲載日:2023年1月13日
Q 千葉達也 議員(自民)
令和元年12月定例会一般質問において、気候変動が進んでも治水安全度が確保できるように、河川整備計画の目標流量の引上げと検討策の充実を図ることと、埼玉県で進めている調節池のうち未着手の21か所を含む全体の計画67か所全ての早期完成についてお伺いいたしました。県土整備部長からは、「時間雨量50ミリメートル程度の降雨を安全に流下させることを目標とした河川整備計画に基づき整備を進めている最中であり、今後は目標の早期達成を目指し、未着手である21か所の調節池の整備について検討してまいります」との回答をいただきました。
年を数えるほど増す異常気象や線状降水帯の発生など、以前質問したときより治水関係の危険度は大きくなっているように感じております。もちろん、河道の整備を計画的に進めていただいていることや、国による利水ダムの運用、田んぼダムの活用など、様々な施策が進められていることは存じております。
しかし、令和4年7月に埼玉県西部を中心に降った記録的な大雨では、鳩山町で1時間110ミリメートル、3時間263.5ミリメートルの雨量を観測しており、調節池67か所を更に増やす必要があると思います。本県における現在の調節池の全体の計画について、県土整備部長にお伺いいたします。
A 北田健夫 県土整備部長
県では、時間雨量50ミリメートル程度の降雨を安全に流下させることを目標とした河川整備計画に基づき調節池の整備を進めています。
令和元年東日本台風による水災害を受け、県管理河川の全ての河川整備計画を点検した上で、有識者で構成される河川整備計画策定専門会議に諮り意見を伺っています。
その結果、県内6ブロックの河川整備計画のうち、3ブロックで浸水被害の軽減を図るべく計画を見直すべき、との意見をいただきました。
このうち、令和3年7月に、荒川中流右岸ブロック及び中川・綾瀬川ブロックの河川整備計画を変更し、計画上必要な調節池は、従前の67か所に新たに5か所を加え、72か所となりました。
今後も、河川整備計画で目標とする治水安全度が達成できるよう、計画に位置付けられた調節池の整備を、着実に進めてまいります。
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