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掲載日:2022年10月19日
Q 白根大輔 議員(民主フォーラム)
JR、私鉄、地下鉄の主要駅、公共施設、劇場などには、2歳くらいまでを対象としたベビーベッドが多目的トイレの中に設置されております。しかし、障害者とりわけ車椅子を利用されている方から、幼児から高齢者がおむつ換えをするのに利用するこのユニバーサルシートがあると助かるとの声をいただいております。
先日、車椅子の障害児を持つ方から説明を受けました。通常のベビーベッドの大きさでは、おむつを取り替えるのに小さくて利用ができず、おぶって取り替えるしかないんですと、その大変さを認識しました。
こちらがですね、ユニバーサルシートというものなんですけれども、普通の通常のベッドよりも大きい形のベッドとなっておりますので、ちょっとパソコンでも御覧いただければと思います。
そこで、福祉部長に伺います。
今後、公共施設のみならず車椅子でどこに出掛けても困らないよう、幼児期から高齢者までおむつ換えなどを目的としたユニバーサルシートの普及について御答弁をお願いいたします。
A 金子直史 福祉部長
車椅子を利用されている方などがおむつ替えや着替えの場所に悩むことなく外出できるようにするためには、ユニバーサルシートの整備も重要であると考えます。
県では、建築物や施設などが誰にとっても利用しやすいものとなるよう、埼玉県福祉のまちづくり条例により、整備基準などを定めています。
ユニバーサルシートについては、福祉のまちづくり条例設計ガイドブックにおいて、大規模な建物を新築や改修する際に、トイレに設置することが望ましいものとしております。
県ではこれまで、毎年度、公共施設における設置状況を調査しており、その際に関係部局や市町村に対して整備を働きかけており、更に、積極的に周知してまいります。
また、民間施設については、建築士事務所協会を通じてリーフレットを配布するなど、ユニバーサルシートの整備も含めて、福祉のまちづくり条例の理解の促進を図ってきたところございます。
今後は、新たに多くの方が利用するデパートやショッピングセンターなどの商業施設に対して直接ユニバーサルシートの設置を働きかけるなど、更なる普及を図ってまいります。
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