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掲載日:2022年10月19日
Q 白根大輔 議員(民主フォーラム)
私は、令和元年9月定例会の一般質問で、埼玉高速鉄道の利用促進のため、高額な運賃が実質値下げになるよう同鉄道区間の1日乗車券、東京メトロとの直通運転の割引切符の拡大について質問を行いました。その後、高速鉄道は10月1日より1日乗車券について100円値下げ、東京メトロへの直通運転の乗り放題切符について2割引であったものを3割引に拡大いたしました。その結果、SR東京メトロパスについて値下げ後の2019年4月から10月と2021年同期間を比較すると、販売枚数は75.6%増、売上げベースでは約8,300万円から約1億3,200万円と59.1%も増加いたしました。これはコロナ禍であるにもかかわらず、乗車券の値下げが収益の増大につながったと考えられます。
そこで、企画財政部長にお尋ねいたします。
都内などからの小さいお子様がいる御家庭が移り住む同沿線であります。是非、子育て支援に優しい料金体系にすべきと考えますが、高速鉄道のお得な切符の子供の料金の値下げについての御所見を伺います。
A 堀光敦史 企画財政部長
議員御指摘のとおり、子育て世帯に優しい料金体系を持つ鉄道の存在は、子育て世帯を惹きつける、地域の魅力の一つとして認識しております。
その点も踏まえ、埼玉高速鉄道では休日に駅を巡る期間限定のこども料金100円切符の販売や、新たにゴールデンウィーク限定の「こども50円きっぷ」を始めるなど取組を進めております。
一方で、事業再生計画の期間中であり、コロナ禍により鉄道需要が減少する中、安定的な経営の確保が求められています。
お得な切符などを含む料金体系につきましては、これらの点を踏まえ会社が総合的に検討し、経営判断すべき事項と考えております。
そのため、県といたしましては、議員御提案の内容につきまして子育て世帯へのサービス向上と安定的な経営の両方の視点を踏まえて検討するようにしっかりと会社に伝えてまいります。
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