令和5年度研究評価

令和5年度研究評価の概要
令和5年度研究評価委員会における評価について紹介します。
研究評価委員会では、17課題（事前評価9課題（2課題を口頭発表）、事後評価8課題（2課題を口頭発表））について検討を行いました。研究評価部会（センター職員）、研究審査会（外部有識者）、研究評価委員会（環境部幹部職員）の意見等を踏まえ、評価対象の17課題について環境問題の解決に向けた行政施策等への活用を積極的に進めていくことで了承されました。

 研究評価委員会評価結果  

事前評価	総合評価
埼玉県内における暑熱分野の適応策の普及啓発手法に関する研究《審査会のコメント有》	A
道路周辺の大気中アンモニア濃度への自動車排出ガスの影響	A
低沸点HFCsの分析法開発と大気観測への応用	A
気候にも影響する大気汚染物質の地域排出実態の解明	A
湛水開始時期を指標とした水田地帯における生物の生息適地推定	A
ラベル台紙の循環利用促進に向けた実態把握と事業者意識調査	A
人工甘味料濃度及び蛍光強度を利用した下水道不明水の侵入箇所の推定手法の検討	A
放射性物質を指標とした燃焼由来ダイオキシン類の汚染源解明に関する研究	A
環境水に含有されるペルフルオロアルキル化合物（PFASs）の高感度一斉分析法の開発 《審査会のコメント有》	A
事後評価	総合評価
埼玉県における高温の出現状況の気候学的解析及びモニタリング体制の確立	A
夏季におけるVOC集中観測による光化学オキシダント発生要因の解明《審査会のコメント有》	A
高時間分解測定に基づく短寿命BVOCの実態把握	A
汚染物質の排出構造変化によるPM2.5及びO3への影響	A
埼玉県の水田地帯における水生動植物の生息状況に関する基礎的調査研究	A
石膏粉の地盤工学的有効利用に関する研究《審査会のコメント有》	A
廃棄物最終処分場の雨水排除対策効果についての調査研究	A
原子力発電所事故10年後における生態園での環境放射能の現況及び変遷	A

    

【総合評価】

A…十分な研究成果が認められる。
B…一定程度の研究成果が認められる。
C…成果は認められるが不十分である。
D…研究成果が認められない。

【コメント】

環境科学国際センター研究審査会委員（外部評価委員）からのコメント