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掲載日:2024年3月18日

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第170回簡易アンケート「ケアラー及びヤングケアラーについて」の結果を公表しました

1.調査の概要

(1)調査形態

調査時期:令和2年10月8日(木曜日)~10月14日(水曜日)

調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答

対象者:県政サポーター(3,322人)(内.県内在住 3,061人)

回収率:67.4%(回収数2,239人)(内.県内在住 67.0%(回収数 2,052人))

回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。)

 

 人数(人)(内.県内在住)

 比率(%)(内.県内在住)

全体

2,239 (2,052) 

100.0 (100.0) 

 

年齢

人数(人)(内.県内在住)

比率(%)(内.県内在住)

16~19歳

16(16)

0.7(0.8)

20~29歳

110(104)

4.9(5.1)

30~39歳

244(218)

10.9(10.6)

40~49歳

496(455)

22.2(22.2)

50~59歳

566(513)

25.3(25.0)

60~69歳

362(325)

16.2(15.8)

70~79歳

351(330)

15.7(16.1)

80歳以上

94(91)

4.2(4.4)

 

職業

人数(人)(内.県内在住)

比率(%)(内.県内在住)

個人事業主・会社経営者(役員)

204(183)

9.1(8.9)

家族従業(家業手伝い)

11(10)

0.5(0.5)

勤め(全日)

844(763)

37.7(37.2)

勤め(パートタイム)

337(316)

15.1(15.4)

専業主婦・主夫

321(288)

14.3(14.0)

学生

49(47)

2.2(2.3)

無職

457(431)

20.4(21.0)

その他

16(14)

0.7(0.7)

 

 

性別

人数(人)(内.県内在住)

比率(%)(内.県内在住)

男性

1,239(1,133)

 58.1(58.0)

女性

894(822)

41.9(42.0)

※任意回答(総数=2,133人(1,955人))

(2)調査結果の見方

  • 設問中の()内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
  • 回答比率(%)は小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。 
  • 図表中の「ー」は回答者が皆無のもの。「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。
  • グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
  • 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。
  • 断りのないものについては、埼玉県内在住のサポーターからの回答をもとに算出しています。 

2.調査の目的

 令和2年3月に制定された「埼玉県ケアラー支援条例」では、ケアラーを、高齢、身体上又は精神上の障害又は疾病等により援助を必要とする親族、友人、その他の身近な人に対して、無償で介護、看護、日常生活上の世話その他の援助を提供する方と定義しています。また、ケアラーの中でも18歳未満の方を特にヤングケアラーと定義しています。

 ケアラー及びヤングケアラーには、仕事や学業との両立や自分の時間が取れないなど様々な負担があるにも関わらず、社会的に十分に理解されているとは言えず、悩みを抱えたまま生活している方が多くいます。

 県では、今年度条例に基づき、「埼玉県ケアラー支援計画(仮称)」を策定することとしています。計画では、ケアラー、ヤングケアラー支援のために、これから推進すべき施策などを定め、県、事業者、関係機関、そして県民の皆様が取り組んでいくべきことを明らかにする予定です。

 そこで、計画の策定に当たって、県政サポーターの皆様に、ケアラーに関する認識や支援のあり方などについて御意見を伺い、今後の参考とさせていただくため、アンケートを実施しました。

3.調査結果の概要

「ケアラー」の認知度について

→「全く知らない」が6割半ば(65.4%)

質問1

 あなたは「ケアラー」という言葉を知っていますか。

質問1

 質問1にて、「ケアラー」という言葉を知っているか尋ねたところ、「全く知らない」という回答が最も多く6割半ば(65.4%)であった。次いで「聞いたことはあるがよく知らない」は1割半ば超(16.9%)、「ある程度は知っている」が1割半ば(14.5%)、「よく知っている」は3.3%に留まった。

「ケアラー」という言葉を知ったきっかけについて

→「新聞」が5割弱(48.2%)

質問2

 (質問1で、「よく知っている」または「ある程度知っている」と答えた方にお伺いします。)あなたは「ケアラー」という言葉をどこで知りましたか。(複数回答可)

質問2

 質問1で「よく知っている」、「ある程度は知っている」と答えた方へ、質問2にて「ケアラー」という言葉をどこで知ったか尋ねたところ、「新聞」という回答が最も多く5割弱(48.2%)であった。次いで「テレビ」が4割強(42.2%)、「インターネット」が4割強(40.5%)と続く。

「ヤングケアラー」の認知度について

→「全く知らない」が7割強(70.8%)

質問3

 あなたは「ヤングケアラー」という言葉を知っていますか。

質問3

 質問3にて「ヤングケアラー」という言葉を知っているか尋ねたところ、「全く知らない」という回答が最も多く7割強(70.8%)であった。次いで「ある程度は知っている」が1割強(13.5%)、「聞いたことはあるがよく知らない」は1割強(12.9%)、「よく知っている」は2.8%に留まった。

「ヤングケアラー」という言葉を知ったきっかけについて

→「新聞」が4割半ば超(47.3%)

質問4

 (質問3で、「よく知っている」または「ある程度知っている」と答えた方にお伺いします。)

質問4

 質問3で「よく知っている」、「ある程度は知っている」と答えた方へ、質問4にて「ケアラー」という言葉をどこで知ったか尋ねたところ、「新聞」という回答が最も多く4割半ば超(47.3%)であった。次いで「テレビ」が4割強(42.6%)、「インターネット」が4割弱(38.1%)と続く。

ケアラー及びヤングケアラーへの手助けについて

→「やや思う」が4割半ば超(47.9%)

質問5

 自分の回りに家族等のケアで困っている人がいたら、できることがあれば手助けしたいと思いますか。

質問5 

 質問5にて、自分の周りに家族等のケアで困っている人がいたら手助けしたいと思うか尋ねたところ、「やや思う」と回答した方が最も多く4割半ば超(47.9%)であった。次いで「思う」が3割強(32.3%)、「あまり思わない」が1割半ば(15.3%)、「思わない」が4.6%であった。

 手助けしたいと「思う」、「やや思う」を合計すると8割強(80.2%)がケアで困っている人の手助けをしたいと思っているという結果であった。

ケアラー・ヤングケアラーに関する研修会への参加意欲について

→「やや思う」が4割半ば(44.4%)

質問6

 今後、ケアラー・ヤングケアラーの状況や支援の必要性、ケアラーを孤立させないなどの支援策について知る機会があったら、参加してみようと思いますか。 

質問6

 質問6にて、今後ケアラー及びヤングケアラーの状況や支援策等について知る機会があったら参加してみたいか尋ねたところ、「やや思う」と回答した方が最も多く4割半ば(44.4%)であった。次いで「あまり思わない」が3割弱(28.3%)、「思う」が1割半ば超(16.2%)、「思わない」が1割強(11.1%)であった。

 「思う」「やや思う」を合計すると6割強(60.6%)の方がケアラーやヤングケアラーの状況や支援策等の知る機会があれば参加したいという結果となった。

周りにケアラー・ヤングケアラーと思われる人がいるかについて

→「わからない」が4割半ば超(47.6%)

質問7

 あなたの周りに、ケアラー及びヤングケアラーと思われる人はいます(いました)か。

質問7 

 質問7にて、自身の周りにケアラー及びヤングケアラーと思われる方がいる(いた)かどうか尋ねたところ、「わからない」と回答した方が最も多く4割半ば超(47.6%)であった。次いで「いない」が3割半ば(35.8%)、「いる」が1割半ば超(16.6%)であった。

ケアラー・ヤングケアラーからの相談について

→「ない」が5割半ば超(56.8%)

質問8

 あなたはケアラー及びヤングケアラーから相談を受けたことがありますか。 

質問8

 質問7で「いる」と回答した方に対して、質問8にて相談を受けたことがあるか尋ねたところ、「ない」と答えたのが最も多く5割半ば超(56.8%)であった。次いで「ある」が4割弱(39.4%)、「わからない」が3.8%であった。 

相談への対応について

→「話を聞いた」が7割半ば超(76.9%)

質問9

 (質問8で「ある」と答えた方にお伺いします。)その方へどのような対応をしましたか。(複数回答可)

質問9

 問8で「ある」と回答した方に対して、質問9にてどのような対応をしたか尋ねたところ、「話を聞いた」と回答した方が最も多く7割半ば超(76.9%)であった。次いで「必要な支援等のアドバイスをした(相談機関の情報を伝えることも含む)」が4割強(41.8%)、「相談を受けて以降は定期的に様子を気にかけている」が3割強(31.3%)、「上手く対応できなかった」が6.7%であった。

ケアラーへの支援について

→ 「経済的支援」が5割半ば(55.5%)

質問10

 ケアラーに必要な支援はどのようなものだと思いますか。(複数回答可)

質問10修正版

 質問10にて、ケアラーに必要と思われる支援について尋ねたところ、「経済的支援」が最も多く5割半ば(55.5%)であった。次いで「勤務しやすい柔軟な働き方」が4割半ば(44.1%)、「気軽に休息や睡眠がとれる機会の確保」が4割強(42.4%)と続く。

ヤングケアラーへの支援について

→「家族の病状が悪化するなどヤングケアラーが困った時に相談できるスタッフや場所があること」が5割半ば(54.3%)

質問11

 ヤングケアラーに必要な支援はどのようなものだと思いますか。(複数回答可)

質問11

 質問11にて、ヤングケアラーに必要と思われる支援を尋ねたところ、「家族の病状が悪化するなどヤングケアラーが困った時に相談できるスタッフや場所があること」と回答した方が最も多く5割半ば(54.3%)であった。次いで「ヤングケアラーが自由になる時間が増えるようなサポートがあること」が5割強(50.1%)、「ヤングケアラーの代わりに家事やケアをしてくれる人がいること」が4割強(43.5%)と続く。

自分ができそうな具体的な支援について

質問12

 あなたなの身近にケアラー及びヤングケアラーがいたとして、どんな支援ができそうか、具体的にお書きください。

→主な意見

  • できる限り話を聞いてあげる。
  • 初めて聞いた言葉なので、まだ想像できない。
  • 毎日の見守り、緊急時の連絡。
  • 介護保険の情報や地域包括支援センターの案内をする。
  • 買い物やごみ出しなどの日常生活の支援。
  • 短時間の簡単なケアの代行や経済的支援。

自由意見

質問13

 今後のケアラー・ヤングケアラー支援施策に対して期待することやご意見、ご要望などありましたら、ご自由にお書きください。

自由意見 709件(PDF:599KB)

お問い合わせ

福祉部 地域包括ケア課 地域包括ケア担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-4781

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