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掲載日:2026年10月23日

令和8年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(須賀昭夫議員)

観光客が増えれば、本当に地域は豊かになるのか~川越から考える持続可能な観光~-川越を「持続可能な観光」の全国モデルへ

Q 須賀昭夫 議員(自民)

川越市では、既にオーバーツーリズム対策や持続可能な観光地域づくりを進めています。ならば、私は、川越をさらに一歩進んだ全国のモデルになるよう支援してはどうかと思います。観光客数や観光消費額だけではなく、地域経済への還元、住民の満足度、事業者の地域参加、混雑、文化継承などを総合的に見る。そして観光客にも喜ばれ、商売も成り立ち、住民も住み続けたいと思える観光地を政策として評価する。私は観光客を減らしたいわけではありません。むしろもっと多くの方に川越を知り、好きになっていただきたいと思っています。だからこそ、その観光を10年、50年、100年と続けていくためには、そこに暮らす人たちが、観光地であって良かったと思えることが何より大切だと思います。
観光の成功とは、観光客が増えることだけではありません。商売が成り立つ、地域にお金が残る、そこに暮らす人も豊かになる、そして祭りや文化が次の世代へ受け継がれていく。私はそれこそが本当の意味での持続可能な観光だと思っております。
そこで、観光客数や観光消費額だけではなく、地域経済への還元、住民の満足度、事業者の地域参加、混雑、文化継承などを総合的に評価する埼玉県版持続可能な観光指標を構築し、川越を全国に誇れるモデル地域として確立する取組を進めるべきと考えますが、知事の御所見を伺います。

A 大野元裕 知事

川越は、江戸の情緒を色濃く残す蔵造りの町やユネスコ無形文化遺産に登録された川越まつりをはじめ、川越城本丸御殿や喜多院など、魅力ある歴史的・文化的遺産が数多く残る本県を代表する観光地だと思います。
川越には年間700万人以上の観光客が訪れ、平日でも大変なにぎわいを見せる一方で、過度な観光客の集中は、交通渋滞やゴミのポイ捨てといったマナー違反など、地域住民の生活に少なからず影響を与えている側面もあると認識しています。
県内にはこのような観光地はほかに見当たらず、その特殊性は際立っています。
こうした特徴を持つ川越においては、議員御提案の地域経済への還元や住民の満足度等を総合的に評価する新たな観光指標を構築し、観光政策を評価していくことに意義もあると思います。
既に、川越市がオーバーツーリズム対策や持続可能な観光地域づくりに主体的に取り組まれているところです。
地域特性に合わせた独自性を尊重する意味からも、地域の観光政策を評価する指標の構築に当たっては、地域自らがそれぞれの実情に応じた評価を行うことが重要であります。
そこで、県としては、まずは御提案の「埼玉県版持続可能な観光指標」を川越で構築することについて、川越市や小江戸川越観光協会、DMO川越などから御意見をお伺いします。
その上で、川越が当該観光指標の構築に取り組む場合で、先ほど申し上げたとおりの特殊性を有する川越市における取組について、前述の地域それぞれの実情にかんがみ、他の地域が共通の課題として共有し、参考となる部分が認められる場合には、県として県DMOとも連携し、県内市町村に横展開できるモデルづくりを支援したいと思います。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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