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掲載日:2026年10月23日
Q 渡辺聡一郎 議員(自民)
先ほど御答弁でありましたが、県ではロボティクスネットワーク、これを立ち上げまして、現在1,000を超える企業や団体等が参加をして、企業間のマッチングであったり、またセミナーであったりを行っていると思います。
これまで、県はネットワークを広げて企業同士の連携基盤をつくってきました。次に必要なのは、そこから具体的なロボットやフィジカルAIを生み出す段階に進むことです。SAITAMAロボティクスセンターの開所を待つのではなく、開所するときには既に複数の開発プロジェクトが動いている状態を今からつくることが重要です。
世界でフィジカルAIをめぐる競争が始まっている中、埼玉県がファーストペンギンとなるべく、既存のロボティクスネットワークを活用して関係機関を束ね、試作、実証、改良まで行う具体的開発プロジェクトを生み出していくべきと考えますが、産業労働部長の御所見をお伺いいたします。
A 萩原啓 産業労働部長
国のAIロボティクス戦略では、2040年までに世界のロボット市場の3割、20兆円規模の獲得を目指すこととしており、現在はフィジカルAIの基盤となるAIの開発に取り組み始めた段階です。
このため、現時点で県がフィジカルAIの開発プロジェクトに取り組むことは慎重に検討する必要があると考えており、国の動向を注視してまいります。
一方で、同戦略では、モーター、センサーなど日本が強みを持つ技術基盤を今後の勝ち筋と位置付けており、中小企業の技術力こそがAIロボティクス時代を勝ち抜く武器になり得ます。
県ではこれまでも、埼玉県ロボティクスネットワークを活用し、フィジカルAIをはじめ技術動向に関するセミナーを開催するとともに、企業間の技術マッチングに取り組んできたところでございます。
こうして築いてきた取組を土台に、センター開所に向け、コーディネーターが県内企業の技術とAIロボット企業を具体的に結び付ける段階から、試作から改良までを伴走して製品として生み出す段階へと軸足を移し、技術に強みを持つ県内中小企業のAIロボットのサプライチェーンへの参入を後押ししてまいります。