トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和8年6月定例会 > 令和8年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 6月22日(月曜日) > 金子裕太(自民) > 令和8年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(金子裕太議員)

ここから本文です。
ページ番号:284739
掲載日:2026年7月9日
Q 金子裕太 議員(自民)
開設から3年以上、まだこれは多分検証段階のままなんだと思います。続けることだけが行政の仕事ではないと思います。やめる勇気、縮小する決断も、また税金を預かる者の責務であります。
撤退、縮小、継続を判断するKPI、期限、条件、すなわち出口基準を明確に設定し、公表すべきだと考えますが、知事の見解を伺います。
A 大野元裕 知事
メタバースは、行政サービスの新たな提供手法としての観点から、これまでに様々な事業を試行し、検証を進めてまいりました。
特に議員御指摘のとおり、埼玉県、先行して行ったが故に、まだまだ分からない未知の領域ということで検証が続きました。
特にその中でも、顔が見えない気楽さがあり、リラックスした交流や相談などとの親和性は高く、令和7年度の参加者アンケートでは9割以上の方から前向きな御感想を頂きました。
本年度には、こうした親和性の高い機能を中心としたエリアに見直しをしていく。そして、機能の拡充を行い、その一方で必要でないものは切っていくという事が必要だと考えており、バーチャル埼玉の基盤を新たに再構築をする予定になっています。
その一方で、センシティブな内容に係る相談などの場面においては、非対面による信頼形成の難しさなどの課題が見られたため、適用事業の廃止などの見直しも図っております。
限られた財源の中で予算の最適化を図ることが重要であり、質を維持しつつサービス提供の在り方を検討し、本年度の事業費については、前年度の約2,900万円から約800万円、結果として、全て縮減いたしました。
「撤退・縮小・継続」を判断するKPIの設定については、これまでは来訪者数を増やす段階、あるいは効果的取組を検証する段階であったことから「メタバースを提供する事業数」をKPIとしておりました。
今後は、事業の透明性と説明責任を確保する観点から事業の妥当性を多面的に検証ができるよう、本年度策定する第3期DX推進計画において、利用者の視点を踏まえたバーチャル埼玉が扱うそれぞれの分野全体を網羅する、新たなKPIを検討したいと思います。
再Q 金子裕太 議員(自民)
今、事業の各分野のKPIはつくっていただけるということで、あとワールドの見直しもされるということだったので再質問させていただくんですけれども、バーチャルでの展開というのは本当に先見性があってすばらしいことだと思っているので、これは是非、今まで人がいないところに箱をつくって呼び込む作業をされていたんだと思うんですけれども、人がいるところにこっちから行くという戦略もありなのかなと思っております。
というのは、メタバース空間でいうとマインクラフトというのが世界的に有名なゲームになっておりまして、もう3億人以上のユーザーがおります。さいたま市だとマインクラフトで公式ワールドを配布したりされてもおります。
こういった既存のもう既に子供たち、若者がいるようなプラットフォームを活用しながら継続していくというような選択肢も検討すべきだと思いますけれども、知事の見解を伺います。
再A 大野元裕 知事
議員御提案のマインクラフトのような人気のコンテンツ、これを活用するというのは、利用を増やす効果も期待されると思います。私は実はやったことはないんですけれども、飛行機の中で映画だけは見させていただきました。
一方で、このような御提案のサービスを利用する場合に、ソフトウェアの購入が前提となるなど利用できる方が限定されるといった懸念があります。
そこで、バーチャル埼玉再構築に当たって、利用拡大に向け、他団体との空間との回遊を可能とするほか、マインクラフトのような自由に空間を創作できる機能を導入することを、今、予定をしているところであります。
今後、より多くの県民の方に御利用いただくため、魅力的なエリアや機能の追加などについても検討したいと思います。