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掲載日:2025年12月19日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「埼玉版FEMAによる災害対応力の強化について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「FEMAに関して、これまでの成果をどのような形で共有し、市町村と連携していくのか。また、訓練に主体的に参加する市町村とオブザーバーとして参加する市町村では、災害対応力の向上に差が生じると思うが、どのように対応しているのか」との質問に対し、「災害オペレーション支援システムに訓練のシナリオやタイムラインを掲載して共有を図るとともに、これまで県が培ったノウハウの提供のほか、市町村が実施する訓練のサポートを行っている。また、様々な地域に応じた被害想定を設定することで、幅広い地域の市町村に参加していただき、県全体として災害対応力の向上を図っていく」との答弁がありました。
次に、「医療的ケア児などの災害時要援護者の避難については、情報把握に課題があると認識しているが、どのように対応していくのか」との質問に対し、「医療的ケア児は、一人一人に即した対応が必要になる。まずは、その状況を把握している市町村等において個別避難計画を立てていただき、所管する福祉部などと連携して検討する」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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