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掲載日:2025年12月19日
経済・雇用対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「中小企業の振興、先端産業の推進、企業誘致及び働き方改革の推進を含めた雇用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「中小企業の振興について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「サーキュラーエコノミーについて、本県は人口が多く、産業基盤が整っているため、リーディングモデルを作ることが求められると思うが、今後、重点化していく方向性はどのようなものか」との質問に対し、「県では、産業技術総合センター、産業振興公社や渋沢MIXと連携し、普及啓発・情報発信、企業間のマッチング支援、リーディングモデルの構築・展開の3本柱で取り組んでいる。今後は、現在注力している食のサーキュラーエコノミーに続き、衣料品部門のマッチングを促進することで、サーキュラーエコノミーの認知度を高めるとともに、稼げる企業を増やしていく」との答弁がありました。
次に、「経営革新計画を策定した企業に対して、どのように支援していくのか」との質問に対し、「当該計画の策定を支援した商工団体が伴走支援を行うとともに、中小企業診断士等の専門家や豊富な経験や人脈を持つ企業のOB・OGを派遣して実践的な助言を行うなど、課題解決のための支援を行っている。また、今年度新たにフォローアップツールを開発しており、その診断結果に基づいて適切な専門家を派遣するなどプッシュ型支援も可能にすることで、フォローアップ支援の充実を図っていく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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