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掲載日:2025年12月19日
少子・高齢福祉社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「少子・高齢社会、地域医療、障害者並びにシニアを含めた人材活用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「子育て支援について」及び「児童虐待防止対策について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「被虐待児の心のケアについて、児童相談所と地域の医療機関との連携体制の現状と課題、今後の対応はどうなっているのか」との質問に対し、「中央児童相談所と越谷児童相談所に常勤の児童精神科医を配置しており、虐待を受けた児童の診察などを行うほか、紹介状による情報提供で地域の医療機関への橋渡しを行っている。課題は、地域の児童精神科医が少なく、地域につなぐ医療機関の選択肢が限られていることであるため、小児医療センターと連携し、虐待を受けた児童を診察することができる医師を増やす取組を行っている」との答弁がありました。
次に、「朝のこどもの居場所づくりは、どのような方が担っているのか。シルバー人材センターが委託を受けている市もあるが、担い手の質は確保できているのか」との質問に対し、「シルバー人材センター、放課後児童クラブを運営しているNPO法人や社会福祉協議会などが行っている。質の確保については、通常の委託事業と同じように管理しており、市からも問題があるとは聞いておらず、質の担保はできていると考える」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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