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掲載日:2022年12月27日
Q 美田宗亮 議員(自民)
中高一貫教育には、併設型や中等教育学校などがあり、例えば、茨城県では併設型が10校、中等教育学校が3校、また、愛知県が令和7年度に開校する4校は全て併設型となっております。
こうした形態の検討も含めて今後の方向性について、教育長にお伺いいたします。
A 高田直芳 教育長
議員お話しのとおり、中高一貫教育には、同一の設置者による中学校と高等学校を接続する併設型や、一つの学校として一体的に中高一貫教育を行う中等教育学校などの実施形態がございます。
併設型は、高校からの入学も可能であることから、児童・生徒の進路の選択肢が増えるほか、中学校から内部進学した生徒と高校から入学した生徒が刺激を与え合う教育効果が期待できるメリットがございます。
他方、中等教育学校の場合、高校から入学する生徒がいないため、より柔軟な教育課程の編成が可能となり、学びの内容を個性化・特色化しやすいといったメリットがございます。
いずれの実施形態とするかにつきましては、中高一貫教育の長所を生かし、どのような教育内容を展開するかによって、よりよい実施形態とすべきものであり、教育内容の検討はもとより、それを踏まえた教員の育成や確保、施設の整備など、様々な観点からの検討が必要と考えます。
議員お話しの愛知県では、探究学習重視型、地域の教育ニーズ対応型、高度ものつくり型など、バリエーションに富んだ学校づくりを進めております。
県といたしましては、他県の様々な実施形態による中高一貫教育校の取組を含め、中高一貫教育の長所や課題などを幅広く情報収集しながら、新たな中高一貫教育校の設置検討を行ってまいります。
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