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ページ番号:80104

掲載日:2022年8月18日

平成28年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(柳下礼子議員)

これ以上の介護保険の自己負担増は許されない

Q 柳下礼子議員(共産党

安倍政権は、介護保険制度について、年金280万円以上の方への2割負担を導入しました。自己負担限度額は3万7,000円程度に抑えておりますが、御存じのように、介護施設の利用料は保険分だけではありません。入所施設の場合、食費、居住費、光熱費、日常生活費と積み上がり、要介護度5の特別養護老人ホームの月額利用料は20万円に上るケースもあります。
厚生労働省は11月25日、社会保障審議会の部会に、単身者で年金収入383万円以上の方の自己負担を更に3割に引き上げ、課税世帯の自己負担上限を4万4,000円に引き上げる案を示しました。部会では、2割負担でもかなりの影響が出ているとの意見があったと聞きます。知事、3割への引上げと負担上限額引上げについて、国に中止を申し入れていただきたいと思います。答弁を求めます。
一方で、同審議会医療部会では、高齢者の耐えがたい医療費負担増が検討されています。私は、このような国の高齢者いじめは絶対許されないと指摘させていただきます。

A 上田清司 知事

自己負担の3割への引上げと負担上限額の引上げの中止を国に対して申し入れることについてでございます。
この引上げに係る介護保険制度の見直しは、現在、国において検討されているところでございます。
様々な立場の方々にしっかりと議論をしていただきたいと思います。
大事なことは中止するとかしないではなく、どうすれば持続可能な介護保険制度になるか、この論点が一番大事ではないかと私は認識するものでございます。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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