トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和8年9月定例会 > 令和8年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 10月1日(木曜日) > 小川寿士(民主フォーラム) > 令和8年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(小川寿士議員)

ここから本文です。
ページ番号:288767
掲載日:2026年10月23日
Q 小川寿士 議員(民主フォーラム)
国の第4期がん対策推進基本計画では、医療従事者を対象とした研修等を引き続き開催するとともに、相談支援及び情報提供の在り方について検討するとされております。また、埼玉県地域保健医療計画においても、国の動向を踏まえながらアピアランスケアの充実に向けて、拠点病院等を中心としたアピアランスケアに係る相談支援、情報提供体制の構築について検討を行うとしていらっしゃいます。
この国の動向として、厚生労働省は令和5年度から7年度、医療現場における適切なアピアランス体制を構築し、効果的な支援体制について検証することを目的とするアピアランスケア支援サービスモデル事業を実施いたしました。埼玉県では、令和5年度に埼玉医科大学国際医療センターにおいて、モデル事業が実施をされております。
このモデル事業の検証結果を踏まえ、厚生労働省は今年3月31日付けで、都道府県に対して「アピアランスケアに係る体制整備について」という通知が発出されました。この通知には、担当者の配置、多職種による支援、アピアランスケアについて検討する検討小委員会の開催など、アピアランスケアに係る相談支援、情報提供体制の整備を促進するため、都道府県がん診療連携拠点病院に対して、令和8年度において、アピアランスに係る体制整備支援事業を実施するとの内容が記されてございます。本県においては、埼玉県立がんセンターが対象になるというふうに思います。
今後、この通知を受けて、埼玉県立がんセンターにおいてアピアランスケアに係る相談支援、情報提供体制の整備が図られることと思いますが、通知を受けた後のこれまでの対応と今後の県の対応について、知事の見解を伺います。
A 大野元裕 知事
議員御指摘のこの厚生労働省の通知は、がん診療連携拠点病院においてアピアランスケア担当者及び管理者の配置、委員会の開催、院内教育の実施などの、体制整備が図られるよう、都道府県がん診療連携拠点病院に対し、その促進を求めているものでございます。
県ではこの通知を受け、がん診療連携拠点病院等に対し周知をするとともに、県立がんセンターと打合せを行い、アピアランスケアに関わる体制整備支援事業の進め方について協議を行いました。
同センターでは、まずは院内の体制強化に向け、医師1名と看護師等13名に国のアピアランスケア研修を受講させ、アピアランスケア管理者、担当者として配置をし、定期的に委員会を開催するとともに、週1回、多職種によるアピアランス回診を実施するなどの体制を構築したところであります。
今後、同センターでは、県内のがん診療連携拠点病院等を対象とした研修会を実施するほか、地域のかかりつけ医などへの情報提供も行っていく予定でございます。
また、県では、今後同センターが行う研修会等の事業に補助を行うとともに、同センターと協力し、県内におけるアピアランスケアに関する相談支援及び情報提供の体制を整備し、がん患者を含めた県民にその周知を行ってまいります。
こうした取組を通じ、県内のがん患者がどこで治療を受けていたとしても必要なアピアランスケアが受けられる体制を整備してまいります。