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掲載日:2026年7月10日
Q 杉田茂実 議員(自民)
本県の道路ネットワークは、関越道や外環道など六つの高速道路の整備が進められ、首都圏における交通の要衝としてのポテンシャルが高まってまいりました。
一方で、国道や県道においては、慢性的な交通渋滞に加え、幹線道路の未接続区間、いわゆるミッシングリンクが依然として残されております。これらのミッシングリンクは、交通の円滑化を阻害するなど、道路本来の機能を十分に発揮できない要因となっております。また、近年は自然災害の激甚化・頻発化が進んでおり、災害時の緊急輸送や広域避難を支える観点から、途切れのない強靱な道路ネットワークの構築がこれまで以上に重要となっております。
私の地元熊谷市においても、利根川を挟んで群馬県と結ぶ県道熊谷館林線では、県内唯一の赤磐渡船が運行されております。現状では車による渡河ができないため、その解消に向け利根川新橋及びそのアクセス道路の整備に向けた取組が進められているところです。本事業では群馬県との広域的な人流・物流の円滑化に資するだけではなく、県北部地域の発展を支える新たな交流軸として大きな期待が寄せられております。
道路はつながって初めてその効果を最大限に発揮するものであり、県全体の道路ネットワークの中でミッシングリンクを確実に解消していくことが極めて重要です。本県の広域道路ネットワークの更なる充実強化、とりわけミッシングリンクの解消に向け、どのように取り組んでいくのか、利根川新橋及びアクセス道路の整備の現在の進捗状況について、県土整備部長にお伺いいたします。
A 小島茂 県土整備部長
道路は、県民生活や経済活動を支える重要な社会基盤であり、本県の持続的な発展のために不可欠なものでございます。
現在、本県では、災害に強い県土を形成するため、未接続となっている道路を整備する「ミッシングリンクの解消による道路網の多重化」により、隣接する都県との広域的な連携強化などに取り組んでいます。
令和8年度は東京都、千葉県、群馬県と繋がる幹線道路の未接続箇所の解消や暫定2車線区間の多車線化など8路線11箇所で事業を実施してまいります。
また、利根川新橋につきましても、この取り組みの一つとして、国道125号から利根川新橋を含む群馬県境までの約7.2キロメートル区間について、去る6月7日に都市計画法に基づく説明会を開催したところでございます。
引き続き、群馬県や地元熊谷市などと連携しながら令和8年度の都市計画決定に向けて取り組んでまいります。