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掲載日:2026年7月10日
Q 杉田茂実 議員(自民)
嵐山郷は長い歴史を有する一方、施設の老朽化が否めません。これまでも部分的な改修・修繕が行われてきましたが、抜本的な建替えの計画は示されておらず、老朽化した施設環境は利用者の安全や生活の質の確保、さらには職員の負担増や人材確保にも大きな影響を及ぼすものと懸念しております。
全面建替えが理想ではありますが、財政事情や整備手法の観点から容易ではないことも理解しております。しかし、今後、利用者の高齢化・重度化が一層進む中では、現行施設の構造のままで必要なケアを持続的に提供していくことには限界があると考えます。
こうした状況を踏まえ、部分的な改修にとどまるのではなく、全面建替えや大規模な再整備も含めた抜本的な施設整備について検討を進めるべきと考えますが、今後の方向性について福祉部長の御所見をお伺いいたします。
A 岸田正寿 福祉部長
県では、公の施設の目標使用年数を80年とし、施設の長寿命化のため長期保全計画を策定し、計画的に修繕等を行っております。
築50年の嵐山郷もこの方針に基づいて、空調設備や屋上防水、浴室などの修繕を計画的に進めるとともに、利用者の生活環境を向上させるための個室化や職員の就労環境を改善するための休憩室の整備などを進めています。
今後も、計画的に修繕を行い、利用者の生活環境や適切な入所者支援を提供する環境の改善をしてまいりますので、現時点では、全面的な建替えや再整備については、想定しておりません。
再Q 杉田茂実 議員(自民)
部長は目標使用年数を80年としているとのことでしたが、嵐山郷のような施設は県庁舎のような事務所施設とは異なり、24時間365日使われている施設であります。50年経過したところではありますので、いわゆる目標使用年数の80年から比べるとまだ時間はありますが、単純なそんな比較でよろしいのかどうなのかということを感じました。
是非、施設の性質を理解した上で嵐山郷の建替えの方向について、改めて福祉部長の御所見をお伺いいたします。
再A 岸田正寿 福祉部長
県では、個別の施設の建物の状態や利用状況を調査し総合的に評価する「施設アセスメント」を実施しており、嵐山郷については「適切に維持管理し長寿命化を図る」としたところです。
他方、議員お話しのとおり、嵐山郷は障害を持つ方たちが24時間365日生活をする場であることから、利用者の安全や生活の質の確保が重要であり、また、適切な支援を提供するため職員の働く環境を整備することも必要です。
今後、浴室、トイレの改修や相部屋の個室化など、24時間生活をする場であることに配慮した改修を計画的に行うことにより、適切に長寿命化を図ってまいります。