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掲載日:2026年7月9日
Q 美田宗亮 議員(自民)
次代を担う子供たちの健やかな成長を支えるため、現場の専門的知識を生かした小学校体育の質の向上と円滑な幼保小接続の実現について質問をいたします。
現在、小学校の現場では教員の負担軽減と教育の質の維持が大きな課題となっています。その中で、専門性を持った方が現場の強い要請により、無償で指導を行わざるを得ないという善意に依存した深刻な事態があるとの声を伺いました。
そこで、以下の2点について教育長に伺います。
(1)体育授業における専門的な技能を持つ外部人材の活用について。
小学校の体育授業において専門的な技能を持つ外部人材の活用は、児童の運動能力向上のみならず、教員の授業力の向上にも大きく寄与します。しかし、現状では非常勤講師を配置する制度が存在するにもかかわらず、実際の現場の声を聞くと十分にこの制度が生かされているとは思えない現状があります。
そこで、県として非常勤講師を言わばスポット体育指導員のような形で柔軟に活用できるようにすることで、専門的な指導がなされるよう周知徹底した上で、学校のニーズの把握に努め、それに応じた教員を安定的に提供できる体制を整備すべきと考えますが、いかがでしょうか。これは教員の多忙化解消、さらには不登校予防や自己肯定感の向上につながる重要な施策と考えますが、教育長の御見解をお伺いいたします。
A 石川薫 教育長
小学校の体育授業において専門的な技能を持つ人材を活用することは、児童の運動能力や自己肯定感の向上に資するとともに、教員の指導力向上や負担軽減にも寄与するものと認識しております。
県では、小学校の体育授業において、市町村からの申請に基づき、中学校の教員免許状を有する者など、専門性の高い人材を一定期間、継続的に非常勤講師として配置し、体育授業の充実を図っております。
議員御提案の「スポット体育指導員」のような非常勤講師につきましては、学校ごとのニーズに応じて外部人材を柔軟に配置するものであることから、現状の非常勤講師の仕組みのままでは対応することが困難でございます。
一方、非常勤講師の活用につきましては、学校を取り巻く諸課題に適切に対応し、より高い教育効果を上げるために、これまでも、学校の状況を踏まえ、限られた予算の中で、必要に応じて見直しを図ってまいりました。
そこで、「スポット体育指導員」のような非常勤講師につきましては、まずは県内市町村教育委員会のニーズの把握に努め、検討してまいります。