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ページ番号:274003
掲載日:2025年10月15日
人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興に関する総合的対策」でありますが、今回は、「文化の振興について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「ポップカルチャーの分野への活動費助成や障害者アートの利活用について、更なる周知が必要であると考えるがどうか」との質問に対し、「ポップカルチャーへの助成金については、メディア芸術が助成対象となっていることをホームページで分かりやすく周知するとともに、市町村や大学、専門学校等と連携して制度の利用を促進していく。障害者アートの利活用については、企業や団体等の会議に出向いてチラシを配布するほか、関係団体の協力を得て、会員向けに利活用を勧めるメッセージを送っていただくなど、今後も周知に努めていく」との答弁がありました。
次に、「今年で第73回を迎える埼玉県美術展覧会の課題は何か。また、それに向けてどのような対策を行っているのか」との質問に対し、「出品者の多くが高齢者であり、若手の参加が少ないという課題があったが、令和5年度に高校生奨励賞を創設し、令和6年度からは書道部門において高校生の応募条件を緩和したところ、今年度の高校生の出品者数は昨年度から70人増加し、227人となった」との答弁がありました。
次に、「予算削減の対象になりやすい文化芸術振興事業について、どのように今後の事業執行や予算編成に臨み、文化芸術を振興していくのか」との質問に対し、「超少子高齢社会を迎えるに当たって、文化芸術の果たす役割は非常に大きいと思っている。文化の持つ可能性や県民生活の質の向上に文化芸術が欠かせないということを今後もしっかり訴えていきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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