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掲載日:2025年10月15日

令和7年9月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

委員長 宇田川 幸夫

危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「あらゆる危機への対応について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「あらゆる危機への対応とのことだが、既存の危機対応を整理しただけと感じた。八潮市道路陥没事故を受け、どのような対応を追加し、あらゆる危機への対応とするのか」との質問に対し、「八潮市道路陥没事故を含めて、情報の収集と共有が重要であると考えている。災害オペレーション支援システムの改修で音声入力機能等を追加し、不慣れな担当者であっても速やかに入力でき、防災関係機関とより緻密な情報共有を行うことで、対応を強化したい」との答弁がありました。
次に、「自衛隊への災害派遣要請について、今の仕組みでは市町村長から自衛隊に派遣を求めることができないということだが、実態としてよいのか」との質問に対し、「災害対策基本法で、市町村長は知事に対して自衛隊の災害派遣要請を求めることができる。それに基づいて知事は自衛隊の派遣要請を行うため、県と市町村でしっかりと情報共有した上で、派遣要請するという適切な仕組みとなっている」との答弁がありました。
次に、「埼玉県・市町村被災者安心支援制度は、自然災害以外の事故災害にも対応できるのか」との質問に対し、「当該制度は、自然災害により生活基盤に著しい被害を受けた世帯に支援金を支給するものであり、制度適用の対象を自然災害に限定している」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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