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掲載日:2025年10月22日
Q 安藤友貴 議員(公明)
ケアマネジャーの皆様にお話を伺う中で、全員が口をそろえて指摘されたのが研修の件です。
ケアマネジャーの初回研修は、オンデマンド講義60時間に加え、4日間各7時間のオンライン講義・演習が課され、合計88時間に及びます。2回目以降も、合計32時間の受講が必要です。本県では1万円の補助がありますが、受講費用は依然として高額であり、現場からは内容が実態に合っていない、時間に対して密度が伴わないなどとの声が強く寄せられており、現場の大きな負担となっています。
質問いたします。研修の時間や内容について現場の実情を踏まえ国に対し見直しを申し入れるべきと考えますが、知事のお考えを伺います。
A 大野元裕 知事
ケアマネジャーの更新研修は、国の定めるカリキュラムに基づき、県が指定した研修機関が実施しております。
介護保険制度を適切に運用していくためには、その調整役となるケアマネジャーの資質の確保・向上は重要でありますが、議員お話しのとおり長時間にわたる研修は、現役のケアマネジャーにとり大きな負担になっていると聞いています。
県では、令和4年度から、更新研修は全てオンラインで実施とし、そのうち約7割の講義は受講者自身のスケジュールに応じて視聴できるオンデマンド形式とするなど、県の裁量の範囲内で受講者の負担軽減を図っているところです。
他方、研修の時間や内容については、国が定めているところであることから、令和7年度、国に対し、ケアマネジャーの負担軽減のため、研修の見直しを要望いたしました。
また、現在国の検討会において、ケアマネジャーの研修の在り方が議論されていることから、その動向を注視しつつ、引き続き国に対して必要な要望を行ってまいります。
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